すでに作家としてスタートを切っている方々に、作家生活についてのさまざまなお話を聞く「ネオページ・インタビュー」。
今回は、学生時代の落書きをきっかけに執筆活動を始めた「黒月天星」さんにお話を伺いました。
——まず、自己紹介をお願い致します。
黒月天星 あちこちの小説投稿サイトに出没している自称物書きでございます。まだまだ未熟な身ではありますが、私の作品が皆様の暇つぶしにでもなれば幸いです。
——小説家を目指したきっかけは何ですか?執筆活動で影響を受けた作家や作品はありますか?
黒月天星 原点になったのは、学生時代にノートの隅に書いていた落書きでしたね。
就職活動が上手く行かなかった時、偶然小説投稿サイトを見つけて暇つぶしに読んでいく内に昔書いた落書きを思い出して、それを繋ぎ合わせたら自分も作品が作れるんじゃないかと。そうすれば自分でも何か出来るのではないかと思ったのが始まりでした。
影響を受けた作品となると幾つかありますが、最初期にその投稿サイトで読んでいた『盾の勇者の成り上がり』や『理想のヒモ生活』、『フリーライフ 異世界何でも屋奮闘記』辺りでしょうか。
——これまでにどれくらいの作品を書かれましたか?特におすすめの作品とその理由を教えてください。
黒月天星 一番最初に書き始めたのはもう六年ほど前で、長編短編二次創作なども含めると10作品ぐらいでしょうか。全部合わせての正確な文字数等は数えるのが難しいのですが、一番長いシリーズは100万文字を超えていますね。
——作品の魅力を表現するために、通常どのような技法や要素を取り入れていますか?
黒月天星 その辺りは普段から割と行き当たりばったりですね。書いている内にふとこんな風にしたら面白いんじゃないかなと思いついたものを取り入れる事もざらですし。
——今回の連載新作『異世界予言システム。勇者に迫る死亡ルートを回避せよ!』で、読者に特に注目してほしい点は何ですか?
黒月天星 今回は原点に立ち返って異世界ファンタジー物ですので、昔の私の作品を知っている人からしたらこう変わったかと驚いてほしい点ですかね。
——初期に「ネオページ」とやり取りをしていた際、どのように感じていましたか?
黒月天星 正直な話、いつドッキリでしたと切り出されるのかなんて思っていました。なにせ一度も顔合わせもないままメール上のみのやり取りでしたからね。切ろうと思えば簡単に切れる繋がりでしたので。
——「ネオページ」と契約する決め手となったものは何ですか?
黒月天星 何度目かのメールのやり取りの時に、最悪最低文字数に到達しなくても来月に持ち越せると伺った辺りですかね。多少融通が利くとあって気が楽になりました。
——契約した現在、「ネオページ」との契約の形についてどう評価していますか?もし以前に不安に感じていた点があれば、現在はどのように感じていますか?
黒月天星 6で前述したように、完全にメール上のみの繋がりなので互いが互いに一方的に切ろうと思ったら切れるのが良くも悪くもという所でしょうか。
——執筆中に直面する主な悩みや課題は何ですか?逆に、最も楽しいと感じる瞬間はいつですか?
黒月天星 いつも次の展開に悩んでいますね。書きながらこの先どうなるのか考えるなんてしょっちゅうです。
最も楽しいのは……やはり区切り良く書き上げた瞬間ですかね。
——「ネオページ」からどのような支援を期待していますか?現在、「ネオページ」の編集者との交流で感じていることは何ですか?
黒月天星 支援とまでは言いませんが、やはり作品への感想が何よりも欲しいところはありますね。編集者の視点だけではなく、純粋に読者としての感想も欲しいのです。
——一日のうち、どれくらいの時間を執筆に割いていますか?「ネオページ」の契約作家になってから、日常生活と執筆活動のバランスはどのように取っていますか?
黒月天星 執筆時間は元々あまり安定していなかったんですよね。書きたい時には何時間も一度に書き続けるけれど、やる気が出ないときは日がな一日怠けてみたりとか。
その意味ではこちらの作品に今集中しているだけで、以前と活動自体は変わっていません。
——周囲に執筆活動を支えてくれる、または応援してくれる人はいますか?応援してくれるファンに向けてどのような言葉を贈りたいですか?
黒月天星 一応前々から身近な相手には執筆活動の事は伝えていて、時折それとなくアドバイスは貰ったりしていますね。
あと読者の皆様に向けては、私の作品を読んで少しでもその人生により良い影響を与えられたのならば幸いです。
——今後どのような作品に挑戦したいと考えていますか?
黒月天星 今の所は現在書いている作品で手いっぱいですが、その内それぞれの作品の主人公なりヒロインなりで共演する作品なんて書いてみたいですね。まとめ切れるか不安ですが。
——小説家としての活動で達成したい目標は何ですか?今回の契約がどのような影響を与えたと思いますか?
黒月天星 目標はやはり実際に、どんなに少なくても良いので本としてまとめた品が出来る事ですかね。
契約については自分でもそこまで大きな影響があるとは思っていませんが、まあ企画の賑やかし程度にはなっていれば良いなと思っています。
——「ネオページ」の今後の発展に対してどのような期待を抱いていますか?
黒月天星 まだ新設されたばかりなので何とも言えませんが、ゆくゆくは小説投稿サイトと言えばネオページと言われるぐらいになってほしいとは思っています。その方が契約しているこちらの株も上がるというものですからね。
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*作品リンクに記載されている連載話数および文字数は、インタビュー発表時点のデータです。
黒月天星 異世界ファンタジー | 冒険・バトル 連載中·38話·91,835文字 最初から読む