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連載中·87·21.5万字
残酷描写有り暴力描写有り
 10年前、猟奇殺人が起きた街。  過去からオマージュを受けた狂気が、過去を追う少女とウサギに牙を向ける!  ホラー風味のSFダークファンタジー・ミステリースリラー  受け入れろ。敬意を払う紋章も、悪意ある紋章も。 【  Story  】  「紋章」と呼ばれる技術によって発展した地方都市「鳥羽差市」。  10年前に起きた事件を求めて引っ越して来た、主人公「イザホ」と知能を持ったウサギ「マウ」。  喫茶店に立ち寄ったふたりは、そこで「黒いローブの人物」によって、「裏側の世界」に引き込まれてしまう。  危機を回避したふたりは翌日、街を愛する私立探偵「フジマル」の元で、探偵助手としてとある失踪事件の調査に取りかかる。  狂っていながらどこか美しい事件へ転がっていくとも、知らずに。 ――いろんな人に紋章を埋め込んでもらって、あたしたちは作られるの――  これは、自分自身を作り上げる物語。  紋章によるオマージュを掲げた作品の、物語。  フランケンシュタインの魔女を作った悲しみの作品は、紋章の街に作られた。 ※タイトルの「章紋」は通常の読み方では「しょうもん」と読みます。  「カクヨム」「小説家になろう」「エブリスタ」「ノベルアップ」「Nolaノベル」「アルファポリス」でも公開しています。  内、「カクヨム」「小説家になろう」「ノベルアップ」「Nolaノベル」では完結まで公開しています!  「カクヨム」「エブリスタ」ではWeb小説ならではの特種ギミック付き! ――この物語が、誰かの紋章となりますように――
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連載中·5·1.4万字
東京都黄金区、人口三十八万人。 日本で一番、金持ちが集まる地方自治体である。 そしてそんな金持ち達を利用して金を稼ぐのが、自他ともに認める関東一の(守銭奴)探偵・東敏行(あずまとしゆき)。 金持ち相手に相場の何倍もの依頼料で行う仕事は、まさに黄金をまとったような輝き。 警察官の水沼祐基(みずぬまゆうき)や新任助手の桃山香菜(ももやまかな)も巻き込んで、東のやりたい放題が今日も炸裂する。 市民の笑顔とお金が大好きな探偵が、推理力と金の力で事件を解決する拝金主義ミステリアスコメディ! ※各章の最初に「あらすじ・登場人物紹介」を公開しています。お好きなようになさってください。 ※「守銭奴探偵アズマ」はフィクションです。作中に登場する人物名・地名・団体名等は実在のものとは一切関係ありません。 ※小説を読むときは、部屋を明るくして画面から目を離してご覧ください。 ※この小説は一切の犯罪・迷惑行為を推奨するものではありません。この小説の登場人物の行動を真似すると犯罪となる場合があります。また、この小説を読んだことによって如何なる不利益が生じようとも、江葉内斗及びネオページ公式は一切の責任を負いません。 ※この小説を危険地帯で読まないでください。(例:工事現場、雪山のクレバス、洗濯機の中、ライオンの目の前等)最悪の場合死に至り、この小説の完結を見届けられない可能性があります。 ※この小説は食べ物ではありません。 ※この小説を現実と創作の区別がつかない人に読ませないでください。金の亡者になる可能性があります。 ※以下省略
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連載中·22·6.7万字
残酷描写有り暴力描写有り
闇の神マゴスの力を封じ込める聖女を数多、輩出してきた由緒正しきクラヴェウス家の長女として、聖女となるべく教育を受けてきたソフィア。しかし、彼女にはその資格がなかった。それでも諦めない祖母の狂気により、孤独を抱えたまま悪女に相応しいふるまいを見せるソフィアだったが…。 あまり仲良くもなかった同級生、マニエルの死を目撃したことで前世で友人がハマっていたゲーム「セイント・オブ・ラバーズ」の世界である事を思い出す。 さらにソフィアはヒロインに立ちふさがる悪の元凶…。 だけど、そんな事はどうでもいい。 「貴女に会うために生まれ変わったのに…」 ゲームのヒロインであるマニエルに転生したであろう友人に再会する事を願っていたはずなのにその事実を忘れて、悪役令嬢を演じてきた事に罪悪感が募っていく。 一度はショックから生きる希望を失うソフィアであったが、ゲームで聖女となるはずのマニエルの死は予想外の展開でもあって…。 しかもそれは殺人事件の可能性も示唆していた。それも容疑者はゲーム内における攻略対象者達!! ソフィアは犯人を探し出し、彼女の復讐を遂行しようと行動を開始する。 彼女の力は胸に秘めた友への想いかそれとも新たな出会いか? 聖女のいなくなった滅亡寸前の世界を舞台に元悪役令嬢が事件の真実を追いかける。 ※小説家になろうにも投稿しておりますが、若干内容が異なる場合がございます。
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連載中·71·18.2万字
残酷描写有り
『日本政府、身代金の支払いを拒否!』  今日のニュースはどのチャンネルもこの話ばかりだ。もちろん新聞やネットでも大騒ぎしている。邦人が拉致され、身代金を要求される事件は過去にもいくつかあった。しかし、今回の騒ぎはそんなものじゃない。今までにないスキャンダルともいえる、日本中が注目する異質な事件だった。  だけど俺の心中がザワつくのはそんな理由ではない、なぜなら、今テレビ画面に映っている邦人というのがこの俺だからだ。  しかし俺は数日前から入院していて今もベッドの上にいる。そして、俺の代わりに拉致されたのは会社の同僚。何故こんな事になっているのか? 知らないところで何が起こっているのか?  中東の戦争に放り込まれた男と、生還させようと手を尽くす男。  突然の非日常の中で抗う者達のサスペンス&サイエンス・フィクション ※本作では数字の後ろにつく単位等によって漢数字と算数字の両方を使っています。小説のルールという面では反している部分もありますが、読みやすさ(視認しやすさ)を重視して使い分けています。 ※一部セルフレイティング有り。 本作のジャンルとしてどこに属するか微妙な所ですが、サスペンスという括りを第一に考えてミステリー枠としています。