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連載中·235·58.7万字
「小説家になろう」にて100万PV突破の学園青春へっぽこファンタジー。 サンバ仮面、ダメステアイドル、【柴犬?】いいえ、一番おかしいのは主人公! これは、ダンジョンが当たり前にある世界の中で、冒険者科在籍なのにダンジョン一辺倒ではない女子高生の、かなーりおかしい日常を描いています。 県立高校冒険者科の女子高生・柳川柚香(やながわ ゆずか)は友人と訪れたダンジョンで首輪を付けていない柴犬に出会う。 誰かが連れてきたペットの首輪が抜けてしまったのだろうと思った柚香は、ダンジョン配信をしながら柴犬を保護しようとするが、「おいで」と声を掛けて舐められた瞬間にジョブ【テイマー】と従魔【個体α】を得たというアナウンスが流れた。 柴犬はめちゃくちゃ可愛い! でもこれ本当に柴犬なの? でも柴犬にしか見えないし! そして種族を見たらなんと【柴犬?】って! なんでそこにハテナが付いてるの!? ヤマトと名付けた【柴犬?】は超絶力持ちで柚香を引きずるし、魔物の魔石も食べちゃうなかなかの【?】っぷり。 見ている分には楽しいけれど、やってる本人は大変なダンジョン配信は盛り上がりを見せ、なんと一晩で50万再生というとんでもない事態を引き起こす。 アイドルを助けたり謎のサンバ仮面が現れたり、柚香の周囲はトラブルだらけ。(原因として本人含む) しかも柚香は、そもそも冒険者になりたくて冒険者科に入ったのではなかったのです! そこからもう周囲に突っ込まれていたり! 過激な多方面オタクで若俳沼のママ、驚きの過去を持ってたパパ、そしてダメステータスすぎてブートキャンプさせられる口の悪いリアル癒やし系アイドル()に個性の強すぎるクラスメイトや先輩たち。 ひよっこテイマーの日常は、時々ダン配、日々特訓。友達の配信にも駆り出されるし、何故かアイドル活動までやっちゃったり!? 悩みがあれば雑談配信で相談もします。だって、「三人寄れば文殊の知恵」だからね! 夏休みには合宿もあるし、体育祭も文化祭も大騒ぎ。青春は、爆発だー! 我が道を行くつよつよ【柴犬?】、本当はアイドルしたくない俳優志望のアイドルたちと共に、「50万再生の豪運シンデレラガール・ゆ~か」は今日も全力で突っ走ります! この小説は他サイトにも投稿しております。 表紙イラストにAI生成イラストを使用しております。
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性描写有り
連載中·99·34.6万字
残酷描写有り暴力描写有り
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連載中·76·38.1万字
性描写有り
想いを寄せた2人は一直線 。  -19年前- それは友人がくれた500円玉から始まった。 公立大学の工学部2年の三上恭介は寮生活をしていたが仕送りが途絶えがちな苦学生だった。 彼は典型的なオタクで、ボーッとして頼りないところがあるが、いざ本気をだして前に立つとリーダーシップを発揮すると超優秀。 それを寮幹部達に買われて学生寮の副寮長を任されていた。 そんなある日、寮長の新島が突然、結核で倒れて、三上が寮長になってしまった。 三上は寮長になって初めての寮長会議に出席するため学生課を向かおうとしたところ、経済学部で学部内で男子から言い寄られるぐらい可憐で可愛い霧島陽葵が執拗に闇サークルに勧誘されているところを三上が助けた。 このことが切っ掛けで陽葵と付き合うようになる。 ―そして時は現代―。 恭介と陽葵は結婚していて子供もいた。 三上一家は亡父が経営していた町工場を継いで生計を立てるが、この不景気のご時世で色々と苦しみながらも、恭介と陽葵の機転でなんとかその場をしのいでいる状況だ。 それでも2人の愛は昔と変わらず結びついているし、家族の中は2人の愛で満ち溢れているから辛い事なんて、はねのけている。 そんなある日、恭介は悪戯心から大学時代の仲間と密に繋がっているSNSで陽葵への愛を全世界に向けて叫んでしまった。 その事が切っ掛けで当時の仲間達が再び寄り合って、学生時代のことを懐かしむように昔話をネットで語り出す…。 これは、しがないオタクの三上恭介(俺)が妻の陽葵とのベタ惚れ模様を描いたちょっと変則型のラブストーリー。 時々、夫婦が若いときの出会いを振り返り、熱くいちゃつきながら少し不器用だけど純情な2人が大好き全開でひたすら惚気る物語ー。
10
連載中·34·19.3万字
 中国古代ファンタジー×オカルトコメディ、そして青春のモラトリアム。  紀元前6世紀、春秋時代。中国は山西省に晋という大国があった。いずれ大臣として国を担う若い貴族たちは研鑽どころか、怪異に巻き込まれたり踏み入れたりとドタバタしていた。  文武両道でイケメンだけど傲岸不遜かつ自信家すぎてざんねんな主人公・士匄と、美少女風美青年で生真面目ド根性な後輩・趙武がバディとなり、呪い、祟り、怪異を謎を解いたり対峙する、オカルト中華ファンタジー青春コメディ。 【一章】因果応報、春の祟り  大貴族の後継ぎ、有能だが傲岸不遜な青年『士匄(しかい)』は、難癖をつけてきた狂人を返り討ちにする。  しかし、それは怪異の始まり。  雑多な霊に憑かれはじめ、果てには親子ともども処刑の危機へ。  後輩で相棒の『趙武(ちょうぶ)』と共に怪異に立ち向かう。 【二章】夏は星狩りの季節  『士匄(しかい)の友人、『荀偃(じゅんえん)』はお人好しにも出自のわからぬ巫女を引き取る。そこから異変が起こり、山神や四方に封じられた神さえ現れる騒ぎとなる。士匄と趙武は友人を助けられるのか。 【三章】恋は秋菊の香り  士匄や趙武の先輩『韓無忌(かんむき)』は美しく誠実な女官に出会い、忘れられなくなる。そのころ、目が覚めた士匄の隣に惨殺された女官が死んでいた。連続する殺人事件、出られぬ後宮。  惨状の中で男たちは女の神秘を見る。 【四章】冬が来たりて夢幻の旅路  偶然と悪意の巡り合わせで、境界の神である道祖に閉じ込められた2人。脱出の算段をしながら果ての無い荒野を彷徨う。  道祖の罠に気づいた時、始めて神を鎮めず滅亡を決意する。ただの人に神を倒せるのか。 春秋時代といえば、夢で祟られたり兎が二足歩行で踊っていたり、五日前に死んだ人が生き返ったり青い虹が出たり、まあそんな不思議な部分を拡大解釈して怪異を毎回解決する二十代の若者の、モラトリアム青春コメディとなっております。お気軽に深く考えずお読み下さい。歴史も時代考証もくそもございません。
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連載中·52·13.7万字
性描写有り
『憧れのヴァイオレッタ様、わたしはあなたを死なせる訳にはいきません!』  クイーンズヴァレー王国の有力貴族、カインズベリー侯爵家のメイドであるわたしは、100名居るメイドの中の88番目で所謂モブメイド。でも、侯爵令嬢であるヴァイオレッタ様へ仕える想いは人一倍ある子だった。ヴァイオレッタは国の第一王子、クラウン王子の許嫁。自らの美貌を全面に押し出し、高貴かつ傲慢な態度を取るヴァイオレッタは、世間から悪役令嬢として疎まれていた。  そして、悲劇は訪れる。ある事件がきっかけで、クラウン王子は隣国のマーガレット王女と結ばれ、ヴァイオレッタとの婚約は破棄。王宮から追放されたカインズベリー侯爵家は王宮から追放され、何者かが屋敷に火をつけ、ヴァイオレッタはその生涯を遂げる。 「あれ? この姿……嘘!? ヴァイオレッタ様」  88番目のモブメイドが目を覚ますと、彼女の姿になっており……。  生前の記憶を持ったまま、死に戻りを果たした彼女は、ヴァイオレッタの悪役令嬢としての立場は変えず、破滅エンドを回避すべく、立ち上がる。  第一王子、第ニ王子、モブな伯爵令嬢。生前の記憶を利用し、危機フラグを回避していくと、周囲の態度が急変し……。 『え? 待って! ヴァイオレッタ様~~こんな王子に溺愛されるなんて聞いてないです~~!』  隣国マーガレット王女と王子を結びつけるきっかけとなった社交会。あの場で一体何があったのか? ヴァイオレッタの婚約破棄、その背後に潜む謀略の謎。生前、屋敷を燃やした相手は誰なのか?  やがて、モブメイドの死に戻りを知る謎の男まで現れて、〝わたし〟の周囲は大変な事になり……。  これは、生涯仕えたヴァイオレッタを救うため、88番目のモブメイドが悪役令嬢として立ち上がり、トゥルーエンドを目指す物語。
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連載中·50·14.3万字
 人間、亜人、獣人、魔物といった様々な種族が生きる大陸『リトーレス』。  中央付近には、この大地を統べる国王デイヴィッド・ルノシラ六世が住む大きくて立派な城がたたずんでいる『ルノシラ王国』があり、王国は城を中心に城下町が広がっている。  その城下町の一角には冒険者ギルドの建物が建っていた。  ある者は名をあげようと、ある者は人助けの為、ある者は宝を求め……様々な想いを胸に冒険者達が日々ギルドを行き交っている。  そんなギルドの建物の一番奥、日が全くあたらず明かりは吊るされた蝋燭の火のみでかなり薄暗く人が寄りつかない席に、笑みを浮かべながらナイフを磨いている1人の女冒険者の姿があった。  彼女の名前はヒトリ、ひとりぼっちで陰キャでEランク冒険者。  ヒトリは目立たず、静かに、ひっそりとした暮らしを望んでいるが、その意思とは裏腹に時折ギルドの受付嬢ツバメが上位ランクの依頼の話を持ってくる。意志の弱いヒトリは毎回押し切られ依頼を承諾する羽目になる……。  ひとりぼっちで陰キャでEランク冒険者の彼女の秘密とは――。    ※3日おきに投稿予定です。  ※この作品は「小説家になろう」さん、「カクヨム」さん、「ノベルアップ+」さん、「アルファポリス」さん、「ノベリズム」さんとのマルチ投稿です。
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連載中·44·11.4万字
残酷描写有り性描写有り
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性描写有り
連載中·28·8.8万字
残酷描写有り暴力描写有り
28
連載中·19·7.3万字
 疲れ切った現実から逃れるため、VRMMORPG「アナザーワールド・オンライン」に没頭する俺。自由度の高いこのゲームで憧れの料理人を選んだものの、気づけばゲーム内でも完全に負け組。戦闘職ではないこの料理人は、ゲームの中で目立つこともなく、ただ地味に日々を過ごしていた。  そんなある日、フレンドの誘いで参加したレベル上げ中に、運悪く出現したネームドモンスター「猛き猪」に遭遇。通常、戦うには3パーティ18人が必要な強敵で、俺たちのパーティはわずか6人。絶望的な状況で、肝心のアタッカーたちは早々に強制ログアウトし、残されたのは熊型獣人のタンク役クマサンとヒーラーのミコトさん、そして料理人の俺だけ。  逃げるよう促されるも、フレンドを見捨てられず、死を覚悟で猛き猪に包丁を振るうことに。すると、驚くべきことに料理スキルが猛き猪に通用し、しかも与えるダメージは並のアタッカーを遥かに超えていた。これを機に、負け組だった俺の新たな冒険が始まる。  猛き猪との戦いを経て、俺はクマサンとミコトさんと共にギルドを結成。さらに、ある出来事をきっかけにクマサンの正体を知り、その秘密に触れる。そして、クマサンとミコトさんと共にVチューバー活動を始めることになり、ゲーム内外で奇跡の連続が繰り広げられる。  リアルでは無職、ゲームでは負け組職業だった俺が、リアルでもゲームでも自らの力で奇跡を起こす――そんな物語がここに始まる。
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連載中·87·21.5万字
残酷描写有り暴力描写有り
 10年前、猟奇殺人が起きた街。  過去からオマージュを受けた狂気が、過去を追う少女とウサギに牙を向ける!  ホラー風味のSFダークファンタジー・ミステリースリラー  受け入れろ。敬意を払う紋章も、悪意ある紋章も。 【  Story  】  「紋章」と呼ばれる技術によって発展した地方都市「鳥羽差市」。  10年前に起きた事件を求めて引っ越して来た、主人公「イザホ」と知能を持ったウサギ「マウ」。  喫茶店に立ち寄ったふたりは、そこで「黒いローブの人物」によって、「裏側の世界」に引き込まれてしまう。  危機を回避したふたりは翌日、街を愛する私立探偵「フジマル」の元で、探偵助手としてとある失踪事件の調査に取りかかる。  狂っていながらどこか美しい事件へ転がっていくとも、知らずに。 ――いろんな人に紋章を埋め込んでもらって、あたしたちは作られるの――  これは、自分自身を作り上げる物語。  紋章によるオマージュを掲げた作品の、物語。  フランケンシュタインの魔女を作った悲しみの作品は、紋章の街に作られた。 ※タイトルの「章紋」は通常の読み方では「しょうもん」と読みます。  「カクヨム」「小説家になろう」「エブリスタ」「ノベルアップ」「Nolaノベル」「アルファポリス」でも公開しています。  内、「カクヨム」「小説家になろう」「ノベルアップ」「Nolaノベル」では完結まで公開しています!  「カクヨム」「エブリスタ」ではWeb小説ならではの特種ギミック付き! ――この物語が、誰かの紋章となりますように――
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連載中·26·8.5万字
暴力描写有り性描写有り
大商人と悪徳高利貸しという、表と裏の顔を持つ男ローレンス。 夫とその愛人から虐げられ、借金まで背負わされて悲惨な結婚生活を送る伯爵夫人リリアーヌ。 互いに秘密を抱えた二人が運命に導かれて出会い、心を通わせてゆく、密やかで激しい愛の物語。 宮廷への出入りも許されている大商人ローレンス・フィッツジェラルドはある日、借金の取り立てのためオルフェウス伯爵家を訪れる。 そこで彼が目にしたのは、夫とその愛人に蔑まれ、金貨300枚もの借金を背負った伯爵夫人リリアーヌの姿だった。 普段、社交界で目にする貴婦人達とはあまりにも違うその怯えた様子に違和感を覚えるローレンス。 だが、そんな伯爵夫人とは名ばかりの悲惨な結婚生活にも心折れず、働いて借金を返すと言い、使用人のいなくなった屋敷で家事一切をこなしているリリアーヌの姿を見ていたローレンスの頭にある提案が浮かぶ。 「家事が得意なら、貴女に働き口を紹介しよう。俺の屋敷に来て身の回りの世話をしてくれ。その給金で借金を返せばいい」 思いもよらぬ提案を受け入れて、ローレンスの屋敷にやって来るリリアーヌ。 二人はゆっくりと心を通わせてゆく。 だがある時、誤解が元でローレンスはリリアーヌの秘密を知ってしまい……? ※大陸の恋シリーズ Ver.1.0です。今後、三部作+αの予定。 ※他小説投稿サイトでも同作品を掲載中です!(エブリスタでPV 74,000over 達成、現在も更新中) ※あまり過激な性表現はありません。
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連載中·60·27.3万字
残酷描写有り暴力描写有り
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連載中·20·20.7万字
残酷描写有り暴力描写有り
 現代よりも遥か未来の2090年代後半。  世界は現実と異世界との交流を舞台としたフルダイブ型VRMMORPG、nous【ナウス】を中心に動いていた。  この世界を現在実質的に支配し管理しているのは国ではなく十大財閥、通称十王という企業組織。  十王、そしてnousの開発者であるカノラ・リールという人物を中心に生まれたこのゲームにより、様々な生活の中にVRとAR、そしてnousが多く浸透していく中でゲーム内での実力が現実世界にも影響しその広がりを見せていた。  しかし、それは日本時間の2097年を迎えた瞬間、世界から約20億余りのプレイヤーがゲーム内へと閉じ込められてしまったのである。  ナウス内に捕われたプレイヤーへと課せれたこの世界からの脱出条件はゲーム内に出現した新たな3つのダンジョンを期間内に全て攻略する事。  その期日、2100年を迎えるまでの僅か3年。  ゲーム内に多くのプレイヤーが閉じ込められ世界は大きな混乱に陥るが、十王及び各国政府は対策本部を配置し各ダンジョンの攻略へと動き始める。  彼等はゲーム内で傘下に置く大規模ギルドと連携し一日も早いデスゲームからの開放に向けて動きつつあった。  しかし国同士、そして十王内で様々な思惑が交錯していく事は必然。  そして3つのダンジョン攻略を進めていくに当たり、あまりに理不尽な難易度のダンジョン達を前に彼等の攻略は徐々に滞っていく。  更には、この世界の裏で動く巨大な陰謀が……。  しかし、デスゲームと化したこの世界に挑もうとする者が僅かだが存在していた。  かつて白狼とまで呼ばれ、その名を世界に轟かせた凄腕プレイヤー、ケイもその一人である。  過去に囚われながらも現在の仲間、更にはかつての仲間も集っていき共にこの世界での抵抗を始める。  全ては、この仲間達と生きて帰還する為に。  これは不可能に挑み続けた抵抗者達の記録ーーー
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性描写有り
連載中·20·6.4万字
残酷描写有り暴力描写有り
 陰キャでぼっちなつまらない人生を送っていた男子高校生は、可愛い系美少女にTS転生を果たし『早乙女瑠奈』としての人生を歩むことになり、ダンジョンの存在する世界で皆に可愛がられて楽しく生きようと決意する。  可愛い見た目を活かして、先輩探索者達にサポートしてもらいながら【姫プレイ】でダンジョン探索し、ステータスを上げていく毎日。  だが、ある日………… 「ん~、何かつまらないなぁ……」  瑠奈はもっと多くの人に可愛がられるために、【ダンジョン探索配信者】として活動することに。  だが、目論見は外れ、斜め上の方向に大バズリしてしまう! 「やっぱり、時代は重量武器系美少女だよね~」 「このギャップが萌えなんだよ!」 「あははっ……モンスター狩るのって、こんなに楽しいんだ!」 「狩って、狩って、狩って――あはは、あはははははッ!!」  自分の手でモンスターを狩ることの楽しさを知った瑠奈は、無自覚の内に狂気を振り撒き、ダンジョン内を駆け回り始める。  そんな動画を見た人達から押し寄せるドン引きのコメントの数々。  それは新しく【迷宮の悪魔(ダンジョン・デビル)】としての二つ名で注目を浴びる切っ掛けに。 「って、ワタシはただ皆に可愛がられたかっただけなのにぃいいい!!」  完全に危ないヤツ認定されて、誰も近寄ってこない。  ダンジョン探索もソロ(ぼっち)に。  また、前世のようにぼっちな人生になってしまうのか!? 「んぁあああ! これも全部モンスターのせい……視界に映るすべてを薙ぎ払ってやるッ!」
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連載中·8·3.2万字
残酷描写有り
出会いと裏切りに翻弄されながらも、黒翼の少女はその胸に希望を抱き、未来への期待に突き動かされ、旅を続ける。 血に塗れた槍を振るう。 その運命の過酷さを知らずにーー。   * かつて、世界中に突如現れた“殲獣”へ立ち向かう為、人々は種族問わず手を取り合った。 数十年を経て、殲獣の力を掌握した気になり、各種族の王達は戦争を起こした。 戦争の末、王達は、最も人口の多い人族の王を皇帝に立てた。大陸のほぼ全域を占める帝国の誕生により、歴史上最大最悪の戦争“大陸戦争”は、終結した。 終戦から50年。 帝国西部の端にある、海沿いの小さな村シャトラント。 その村で、槍術の道場を営む、かつて帝国建国の英雄と謳われた、元将軍の男ライトに育てられた半吸血鬼の少女サキ。 ほぼ人族しかいない小さな村で、皆と違う黒い翼を持ちながらも、溌剌な少女に育った彼女は、軍功を挙げ、村に恩返しすることを目的に、15歳にして、帝国の都へと旅立つ。 希望を抱き旅立った少女は、戦いと愛と裏切りの果てに復讐を選ぶのかーーそれとも…… 運命に抗う半吸血鬼の少女が紡ぐ戦慄のダークファンタジー 各章ごとに主人公にとって大きな転機となる、裏切りor惨劇があります。 希望を抱き旅立った少女は、戦いと愛と裏切りの果てに復讐を選ぶのかーーそれとも……
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連載中·21·8.2万字
暴力描写有り
ヤコビニ王国所属の冒険者、ライモンド・コルリはある日、王国内のダンジョンでボスの魔獣を倒した際、装備時の補正ステータスのぶっ壊れた虎の着ぐるみを発見する。 見た目はともかく強くなるなら、と着ぐるみを装備するライモンドだったが、着用して頭を被った途端に着ぐるみの頭と身体がくっつき背中のジッパーも消えてしまった。 虎の着ぐるみは呪われており、一度着用したら二度と脱ぐことが出来ず、着用者は着ぐるみに喰われて取り込まれてしまうのだ。 所属していたSランクパーティー「噛みつく炎(モルデレフィアンマ)」から「呪いを解くのに金と時間をかけるのが勿体ないし、臭くなったら耐えられない」と教会からの帰り道で追放されてしまったライモンド。 落胆しながら教会への道を引き返していると、自分の着用する着ぐるみが話しかけてきた!? 呪った人数がライモンドでちょうど100人で、ライモンドを喰えば1,000人目だという、ディーデリック・ノールデルメールと名乗った着ぐるみの魔物は、もうヒトは食い飽きたと言ってライモンドへの助力を申し出る。 おまけに洗脳を応用して、今まで食らってきた冒険者の知識と経験を上乗せしてくれるおまけ付き。 冒険者数百人分のステータスを手に入れて最強になったライモンドとディーデリックは、強力な魔法を操る魔物の冒険者エレン、弓を扱う治癒士ロドリゴを仲間に加え、当代の魔王・頑健王ヘイスベルトを討伐する旅に出る。 彼らは遂に魔王城に到達し、ヘイスベルトと相対するも、凄まじい防御力と体力を誇るヘイスベルトに苦戦する冒険者。するとディーデリックが身体をライモンドに明け渡しての融合を進言する。 ディーデリックは融合の末消滅し、仲間を失った悲しみに暮れながらも魔物と化したライモンドはヘイスベルトの討伐に成功し、魔物として次代の魔王候補に名を連ねるのだった。 ※カクヨム様、ノベルアップ+様、エブリスタ様、小説家になろう様でも並行して公開しています。 https://kakuyomu.jp/works/16817330648503512870 https://novelup.plus/story/304910253 https://estar.jp/novels/26051460 https://ncode.syosetu.com/n3668ih/
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連載中·12·4万字
 初恋相談所ホームページへようこそ。あなたの初恋、私たちが叶えて差し上げます。  ご相談の条件は「初恋であること」と「相手と面識があること」のみ。この条件さえクリアしていれば、どなたでもご依頼いただけます。  報酬は成果型。ご依頼が叶った場合は、あなたが一番大切にしているモノを一ついただきます。これは自身で決めていただいて構いません。  相談の秘密は厳守します。  なお、SNSへの弊所に関する投稿は禁止します。発覚した場合、ご依頼を打ち切らせていただく場合があります。  詳細はS高2年の「M」まで。ご依頼の際は『ジュテーム』とお伝えください。 ――  私立清流沢高校の松澤高士(まつざわ・こうし)は、誰よりも存在感が薄い人間である。  2年生に進級したある日、彼はクラスメイトになった花崎歌琳(はなざき・かりん)により「オカルト研究会」へ入会することになる。  しかし研究会はあくまでも表の顔で、本当の姿は人の「初恋」に限定した恋愛相談所であった。彼の体質に気がついた彼女は、半ば強制的にアシスタントに指名する。  歌琳に振り回されながら、様々な事情を抱えた人の初恋を手伝うことになる。  そして松澤と歌琳も、少しずつ「恋」を知っていく。 ※カクヨム様、小説家になろう様にも投稿しております
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連載中·73·14.5万字
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連載中·12·13.7万字
暴力描写有り
星獣(せいじゅう)という動物の姿をした種族が暮らす宇宙『ミラ』と『アンカア』 この2つの宇宙にはそれぞれ得意とする能力に違いのある『星天獣』と『冥天獣』という2種類の星獣達が暮らしている。 『星の雫』と呼ばれる星の力を使って物を作る星天獣と魔法と戦闘能力に特化した冥天獣。 彼らはお互いの思想や能力を理解した上で交流をしていた。 10年前にある事故が起こるまでは…。 これは、銀河鉄道で宇宙を翔る、星の子たちの物語。 見習い機関士の少年『アクア』は先輩『リゲル』と共に銀河鉄道『星空トレイン』を運行していた。 アクア達の住む星『レグルス』は星の雫を利用した技術で栄えた星。 銀河鉄道もその技術を利用したエネルギー機関で運行されていた。 ある日、アクア達は冥天獣達の住む軍事要塞の星『プレアデス』へ向かう途中で突然襲撃を受け、ある星へと堕ちてしまう…。 アクア達は、その日から大人達の欲望に塗れた醜い争いに巻き込まれていく事になる…。 この作品では登場人物が動物キャラのいわゆる「ケモノ」になります。
 苦手な方はご注意下さい。 低等身デフォルメマスコットキャラクターのような感じのデザインをイメージして貰えれば…と思います。 表紙イラストは「リリカ(くろ丸)様」
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性描写有り
連載中·47·9.8万字
残酷描写有り暴力描写有り
 事は、冬も押し迫った深夜、部活帰りの帰宅途中、鬼島紀子が秋葉原一帯に生じた局地的な停電に気付く。そして、そこに妖気を感知するや一人突っ込む『やらかし』から物語は始まった。  そは妖魔将の陰謀。  気付き始めた頃には、秋葉原は危険な状態に陥ってしまっていた。時空が歪み、地獄の窯が開こうと言うのか!?  新米ながら術者であり剣士でもある鬼島紀子は、珍奇な先輩術者、異界の住人、異星からの来訪者らと力を合わせ、邪悪な陰謀に立ち向かうのだ!! 【2023年ダンガン文庫プロットコンテスト落選作品】 <背景>  江戸時代、秋葉(あきば)の原っぱには刑場があり、この数百年の間に数多の凶状持ちがこの世に恨みを抱きながら命を散らした。しかし、それを見下ろす高台に国家安寧を祈る神田明神に大国主命が祭られ、江戸は霊的に守られていた。  だが、英国の支援を受けた明治維新は神仏の繋がりを破壊し、鎮守の森を破壊し、あらゆる霊場、霊的守護を破壊して回った。  続く大東亜戦争においてサタニストが支配する米国に負けた結果、日本の霊的守護を司る天皇家が形骸化され、陰陽寮は解散、術者は影に消え、日本の霊的守護は完全に失われたかに思えた。  だが、術者は消えてはいなかった。  迷信として消し去られた陰陽寮は、宮内庁の影の組織『退魔庁』として密かに再結成されていたのだ。  時は正に末法の世。  サタニストの命ずるままに国を滅亡へと誘う政治と経済。  日本は古の脅威に再び晒される事となる。  大地は天災に荒れるがまま放置され、木々は刈り取られ毒物をまき散らす太陽光パネルが敷き詰められ、奇怪な振動と電波を発する巨大な風車がそこかしこに建立されていった。  その様な破壊的な有様の中から、平安の世を跳梁跋扈した魑魅魍魎の類が蘇ったのだ。  術者は、それらを総じて『妖魔』と呼称した。  この物語は、山梨から上京し退魔庁秋葉原支部にこの春に配属された結晶使い、大学一年生であり表向きはアルバイトの鬼島紀子(きじまのりこ・19)があちこちにぶつかりながら、強大な妖魔将の企みに立ち向かっていく物語である。
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連載中·24·11万字
【毎週月・水・金の17時頃に更新予定】 とある時間軸の日本。ここでは『魔法少女』たちが現実に存在し、異次元から訪れる脅威である『影奴』を撃退していた。 同時に、魔法少女たちが生み出す魔力は国を支える重要なエネルギー源となっており、『魔法少女発電所』は世界にとってなくてはならない存在であった。 そして魔法少女たちは『魔法少女学園』に通うことを義務づけられており、学園の中枢部は政府ですら手出しができないほどの権力が集中していた。 権力は密かに腐敗を生みだし、魔法少女たちを都合がいいように管理し、情報統制によって純粋なる少女たちは自分が知らないうちに搾取されていたのだ。 そうした歪みは魔法少女同士の対立すら生み出し、彼女たちは『改革派』『現体制派』『武闘派』に分かれて争っていた。そう、影奴という共通の敵がいたとしても、一つにはなりきれていなかったのだ。 このような状況の中で、また新たな魔法少女が生まれる。 その名前は、『ヒナ』。優れた素質故に「世界すら支配しかねない力」を持つと評されながらも、ただ家族との再会を願って戦う少女。 そんな彼女が『カナデ』という魔法少女と出会ったことで、物語はゆっくりと幕を開ける。 これは少女たちが、『世界』に反逆する物語──。 番外編はこちら→https://www.neopage.com/book/30261368110452600
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連載中·18·7万字
残酷描写有り暴力描写有り
電脳世界に突如出現したダンジョン【摩天楼ヤオヨロズ】とデジタル空間でのダンジョン攻略を生業とする人々【探索者】の出現によって、世界は大きく様変わりした。主人公【アサヒ】はかつて最強とさえ噂されたパーティーに所属していたものの、トラブルによって追い出されてしまった。 そんな彼が今しているのは……。 「お前みたいな探索力50万の雑魚。俺のパーティーには必要ねぇ~~~んだよ!」 「な、な、なんだって~~」 「こっちは探索力500万、AランクのアーティファクトにAランクのドラゴン、さらにAランクのスキル<天啓>を持つ僧侶様が来てくれたんだからな!」 「く、くやしぃ~~!」 「そんな悔しい経験をした俺だったけど、ある方法を試した途端――! 探索力が一気に1000万に!? 超有料級の秘密テクニック、今だけ大公開! 元超有名最強PTのブレイン役が教える、ダンジョン最強攻略法が欲しい方は今すぐここをクリック!」 という、過去の栄光をダシにした半分詐欺の情報商材販売だった。しかし、この情報商材に最強のSランク探索者が引っかかった!? 自分を師匠と慕って押しかけてきたのは、新進気鋭のSランク探索者「新狼サナカ」。探索力1000万なんていう、ありもしないステータスを信じきったサナカはアサヒを自分を超える最強の師匠だと吹聴して回る。Sランク探索者の師匠ということで、色々な依頼も押し寄せ始めて……その名声は留まるところを知らず……。 これは、1度落ちぶれてしまったアサヒが再び探索者としての輝きを取り戻す物語。
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連載中·71·18.2万字
残酷描写有り
『日本政府、身代金の支払いを拒否!』  今日のニュースはどのチャンネルもこの話ばかりだ。もちろん新聞やネットでも大騒ぎしている。邦人が拉致され、身代金を要求される事件は過去にもいくつかあった。しかし、今回の騒ぎはそんなものじゃない。今までにないスキャンダルともいえる、日本中が注目する異質な事件だった。  だけど俺の心中がザワつくのはそんな理由ではない、なぜなら、今テレビ画面に映っている邦人というのがこの俺だからだ。  しかし俺は数日前から入院していて今もベッドの上にいる。そして、俺の代わりに拉致されたのは会社の同僚。何故こんな事になっているのか? 知らないところで何が起こっているのか?  中東の戦争に放り込まれた男と、生還させようと手を尽くす男。  突然の非日常の中で抗う者達のサスペンス&サイエンス・フィクション ※本作では数字の後ろにつく単位等によって漢数字と算数字の両方を使っています。小説のルールという面では反している部分もありますが、読みやすさ(視認しやすさ)を重視して使い分けています。 ※一部セルフレイティング有り。 本作のジャンルとしてどこに属するか微妙な所ですが、サスペンスという括りを第一に考えてミステリー枠としています。
72
連載中·18·5.5万字
 アメリ・スカーレット。公爵家の娘である彼女はエグマリヌ国第三王子の婚約者だった。それもつい数分前の話、彼女は今婚約破棄を言い渡されていた。  婚約者だったエルヴィス王子の傍にはリリアーナ伯爵令嬢がいた。現実を理解した瞬間、アメリの頭にぶわりと記憶が流れ込んでくる。そこで彼女は思い出した、わたしの前世は飼い猫であったことを。そして、これが飼い主のプレイしていた乙女ゲーム世界であることを。  婚約破棄イベントを終え、アメリは悪役令嬢アメリのエンディングである竜人の国エムロードへの貢物として島流しにあう。それは扱いの酷さに逃げ出し、森で魔物に食い殺される死亡エンドだった。  どうにか回避しようと頭を悩ませる彼女の元にエムロード国の姫、マリアがやってくる。マリアの「このままじゃアメリはエンディング通りになっちゃう……」という言葉を聞いて、アメリはもしやと彼女に乙女ゲームのことを話す。すると、彼女は「貴女も転生者!」と反応を示す。話をして彼女がアメリの元飼い主であることが発覚、そこでやってきた飼い猫のメルゥの言葉がアメリには理解できることが判明して――彼女の運命が変わる。  そんな前世が家猫なアメリが幸せになるまでの物語。
79
連載中·30·5.9万字
性描写有り
81
性描写有り
連載中·26·5.3万字
残酷描写有り暴力描写有り
『異世界少女を歪ませたい』はエロゲー+MMORPGという新感覚のゲームであり、ゲームとしては素晴らしい作品だった。 しかし、なんとなく最近人気だし買ってみるかと思った程度の安易な気持ちで購入した俺にとって、続けるのがとても苦痛なゲームであった。 基本的なストーリーの展開や主人公のTUEEEE!!や美少女達のグラフィッなどはとても良い...。 しかし、ENDはどのルートも最悪も最悪...悲惨も悲惨...ヒロインの彼女たちの最後はいつも目を覆いたくなるものばかりだったからだ。 それでもヒロインの彼女たちへの供養、そしてもしかして全員が幸せになるtrueENDがあるのでは思い続けたがそんなものはなかった。そして、隠しルートで唯一分かったことは全ては地方貴族であり最強の裏ボスのラン・ルーズベルトが仕組んだ罠だということだけだった。 そしてある日、そんな18禁NTR鬱エロゲーに裏ボスの悪役貴族として転生した。 正直、俺は悪役貴族として動く気はない。 この世界ではまったりとスローライフを謳歌するつもりだったのに...。 そうすれば彼女たちは幸せな人生を歩むことができるはず。 そう思っていたのだが、そこに奴隷として現れたのは今作のヒロイン3人であった。 作品の中で酷い仕打ちにあってきたわけなので、俺は3人を精一杯愛し、幸せなトゥルーエンドを作ることにしました。 あらすじを読んでいただきありがとうございます。 併せて、本作品についてはYouTubeで動画を投稿しております。 より、作品に没入できるようつくっているものですので、よければ見ていただければ幸いです!
84
連載中·112·39.1万字
87
連載中·30·5.7万字
性描写有り
伯爵令嬢アントニアには相思相愛の婚約者ゴットフリートがいた。過去形なのは、後2年で結婚するという年に彼の家の没落で婚約が破棄されたからだ。それからというものの、アントニアは新たな婚約を拒んできた。ところが、そろそろ嫁き遅れと言われる20歳になった歳にアントニアは、12歳年上の辺境伯アルブレヒト・フォン・シャウエンブルクと王命で結婚することになった。だが、彼はとんでもない地雷物件だった――アントニアが不幸な結婚生活を経て幸せを掴むまでの物語。 実は、本作は『始まりは偽装デキ婚から』という別作品(ネオページ未投稿)のスピンオフです。『始まりは~』では、本作の主人公カップル・アントニアとゴットフリートが脇役として登場します。この作品の評判がよければ、『始まりは偽装デキ婚から』もネオページで投稿しますので、皆様の反応をお待ちしております。 【読む前にご注意】 アントニアの最初の結婚の話が結構長いのですが、これでもかというほどドアマットヒロインです。 ネタバレ防止の為、連載終了間際まで入れられないタグがあります。ご了承ください。 タイトルに*が付いているエピソードには、軽い性的描写がありますが、具体的な描写はしていません。 カクヨムで『始まりは偽装デキ婚から』の第2章として公開中のものを独立作品として少々改稿してあります。本サイトの他に小説家になろう(本サイトと同じR15)とエブリスタ(R18)でも公開しています。
89
連載中·19·4.1万字
暴力描写有り
90
連載中·21·7万字
95
性描写有り
連載中·49·16.5万字
残酷描写有り暴力描写有り
97
連載中·95·14万字
暴力描写有り
長きに渡り戦争が続く二つの国。 身分社会の王政国家・ペルフェクト王国。 国民の代表たる議員によって成り立つ議会制の国・シュタルクヘルト共和国。 ペルフェクト王国軍の少将・オルキデア・アシャ・ラナンキュラスは、上官の命令で、自軍が破壊した敵国・シュタルクヘルト共和国の軍事施設と軍事医療施設跡にいた。 目的はこの地で捕虜となっていた自軍の兵士を解放することだった。 けれども捕虜となっていた自軍の兵士は、既に移送されており、残っていたのは医療施設で治療を受けていたシュタルクヘルト共和国軍の兵士と関係者ーーの死体だった。 そんな中、オルキデアは唯一の生存者を見つける。 菫色の瞳と藤色の髪を持った女性だったが、襲撃時の怪我とショックから記憶を失っていた。 そんな女性に「アリーシャ」と名付けて捕虜としたオルキデアだったが、とある事件に巻き込まれたのをきっかけにアリーシャに興味を持つ。 けれどもアリーシャは敵国の娘、オルキデアの好きには出来ない。 それならせめてアリーシャを国に帰そうとするが、頑なに帰りたがらず、とうとう部屋に引きこもってしまったのだった。 どうにかしてアリーシャを説得出来ないかと悩んでいたオルキデアの元に、突然、疎遠になっている母親が、縁組の話を持ってやって来たのだった。 「なあ、俺の妻と恋人、どっちがいい?」 縁組を回避するためにオルキデアが提案したのは、この国でのアリーシャの生活と引き換えにした「契約結婚」。 縁組の話と同時期に記憶を取り戻したアリーシャには、どうしても国に帰りたくない理由があるようだったーー。 一方シュタルクヘルト共和国では、襲撃の際にその場に居合わせていた、とある女性が行方不明となっていた。 その女性の名前は、アリサ・リリーベル・シュタルクヘルト。 今は廃止されたシュタルクヘルト共和国の王族の血を引く女性であったーー。 縁組回避から始まる契約結婚、そしてーー真実の愛。 これは「愛」を知る物語。 王道ファンタジー風の恋愛物語。 ロマンスファンタジーが好きな貴方へ。 ※ゆっくり更新します。 ※他サイトにも掲載中
98
連載中·11·3.5万字
「それでも、彼女とは再会出来ぬままであった」 「それでも、諦める事が出来なかった」  それほどまでに惹かれた。あの日、歌っていた一人の少女に。  *** 「歌うのとか歌そのものは、今だって変わらず好きだよ」 「知らない人の前では歌わないようにしたら大丈夫と思う」  あの時の私を救ってくれた。今度は、私が同じような人々の助けになりたい。  ***  有谷真衣にはどうしても入りたい会社があった。かつての自分を救ってくれたその会社に入社して、同じように苦しんでいる人々を助ける手伝いがしたいというという、夢と言う名の目標があった。  しかし、集団面接で上手くいかず選考を落とされてしまう。失意の中で一旦は遠回りを覚悟するも、選考型インターンシップ開催というラストチャンスが巡ってきた。  今度こそ。そう思った真衣は、並々ならぬ覚悟でインターンに参加する。充実した毎日を送る中で、行われたインターンシップ生の慰労会。真衣は、自分の事をじっと見つめる一人の男性と再会した。 【主要登場人物紹介】 有谷真衣(ありたに まい)  今作ヒロイン。私大の文学部に通う大学四年生。人見知りの性格だが、一度仲良くなると臆せず話せる。努力は裏切らない、を信条に何事も真面目に取り組むタイプ。趣味は音楽鑑賞で、特にJポップが好き。自分で歌う事も好きで歌唱力も高いのだが、それ故にトラブルに見舞われた所為で家族や親友以外の前では歌わないようにしている。 菊野蒼治(きくの そうじ)  今作ヒーロー。化粧品メーカーであるキクノコーポレーションの社長の息子であり、若くして財務部部長になった有能な人物。厳格な両親に育てられ褒められる事が無かったため、他者に対して期待せず関心も薄いドライな性格に育った。それ故に恋もした事が無く、真衣に一目惚れした当初はこれが恋なのだと気づけずにいた程。趣味は読書とソロキャンプ。 江長一華(えなが いちか)  真衣の親友。高校時代からの付き合い。姉御肌気質で、大学時代トラブルに巻き込まれた真衣を献身的に支えた。思った事ははっきりと口にするタイプ。 菊野大和(きくの やまと)  蒼治の二つ上の従兄。キクノコーポレーションの商品企画部の課長。蒼治と違い柔和な見た目と雰囲気だが、その実かなりの実力主義。  *** ネオページ初出&オンリーの長編です! 連載頑張ります!
100
連載中·22·6.7万字
残酷描写有り暴力描写有り
闇の神マゴスの力を封じ込める聖女を数多、輩出してきた由緒正しきクラヴェウス家の長女として、聖女となるべく教育を受けてきたソフィア。しかし、彼女にはその資格がなかった。それでも諦めない祖母の狂気により、孤独を抱えたまま悪女に相応しいふるまいを見せるソフィアだったが…。 あまり仲良くもなかった同級生、マニエルの死を目撃したことで前世で友人がハマっていたゲーム「セイント・オブ・ラバーズ」の世界である事を思い出す。 さらにソフィアはヒロインに立ちふさがる悪の元凶…。 だけど、そんな事はどうでもいい。 「貴女に会うために生まれ変わったのに…」 ゲームのヒロインであるマニエルに転生したであろう友人に再会する事を願っていたはずなのにその事実を忘れて、悪役令嬢を演じてきた事に罪悪感が募っていく。 一度はショックから生きる希望を失うソフィアであったが、ゲームで聖女となるはずのマニエルの死は予想外の展開でもあって…。 しかもそれは殺人事件の可能性も示唆していた。それも容疑者はゲーム内における攻略対象者達!! ソフィアは犯人を探し出し、彼女の復讐を遂行しようと行動を開始する。 彼女の力は胸に秘めた友への想いかそれとも新たな出会いか? 聖女のいなくなった滅亡寸前の世界を舞台に元悪役令嬢が事件の真実を追いかける。 ※小説家になろうにも投稿しておりますが、若干内容が異なる場合がございます。