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 恋をするのに免許証が必要となった時代。

「俺と付き合ってよ」

 高校1年の春休みの2日前、日野原 結衣は人生初の告白をされ、人生初の彼氏ができる。
 相手は、学校内でも人気の高い翔先輩。
 これから訪れる春休みに期待は大きく膨らむ。

 ――だけど次の日、先輩はとある罪で停学となってしまった。
 それは、恋愛免許証・偽造の罪。


【恋愛法 第4条】
『恋愛をし、告白しようとする者は、公安委員会の恋愛免許証を取得しなければならない』


 ストーカー、DV、離婚……。
 多発する恋愛がらみの事件や問題に対抗すべく、政府は【恋愛法】を制定する。
 これにより、無免許での恋愛は重大な法律違反となった。

 更に先輩は他にも付き合っている人がいて、安全恋愛義務違反となる脇見恋愛の常習犯。
 そのほか出会ってすぐに告白するスピード違反や、相手の状況・立場を考えない一時停止無視違反など、数々の余罪があった。

 こうして先輩との交際が1日で破局となった結衣は、

「もう恋なんてしない!」

 と、免許証を返納してしまうのだった。


 それから数日が過ぎて新学期。
 2年生になった結衣は、親友たちと同じクラスになれたことを喜び合っていた。
 ——そのとき、

「そこ、俺の席なんだけど」

 不意にかけられる静かな声。
 それは小学校の同級生で結衣の初恋の人、月島 蓮だった。
 別々の中学に進学した二人は、実に4年ぶりの再会。
 クールな姿に成長した彼に、結衣の胸は高鳴りを覚える。
 再び動き出す二人の時、その心の行方は……!


 これは、恋を失った結衣が仲間と共に今を駆け抜ける青春ラブストーリー。
 あなたは、恋の免許証を持っていますか?
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暴力描写有り性描写有り
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【ネオページオンリー】
現世で大切な人を失った主人公の陽日。
突然にも、母親を失い哀しみの日々を過ごす。

とはいえ、父親と共に進めていた研究を無駄にもできず、仲間と共に物体を転移する開発に取り掛かかる。こうして寝る間を惜しみ開発に没頭するも実現には至らず。
しかし、どうしても諦めきれなかった陽日は、何度も実験を繰り返す内にあることを閃く。

それは、当初計画していた過去や未来を行き来する《タイムトラベル》ではなく、意識だけを時空に飛ばす《タイムリープ》の開発に切り替えた。

なぜなら、これだとリスクも少なく時空の歪みを最小限に抑えられる。
これにより、陽日は物体転移から意識転送に開発を切り替えることにした。そして、どうにか試作品まではこぎつけた。

『あと少し、あと少しで僕の目的は果たされる……』

けれど、陽日には時間がなかった。ゆえに、ある事情から自らで試作品を試す。
ところが、それは1度しか使用出来ない片道切符。

意識転送すれば、脳は破壊され現世の肉体も崩壊してしまう恐れがある。
では何故、そのようなものを?

それよりもまず、過去に戻るという事は、タイムパラドックスが発生するのではないか。
であるなら何度繰り返そうが元に戻そうとする作用が発生するはず。

たしかに、過去に物体を移動させた時点で次元に歪みが生じ、なにかの働きが時間を戻そうとする。
とはいえ、意識のみであればタイムパラドックスを解消する事ができるかも?

こう考えた陽日は、物体ではなく意識を飛ばそうと計画を変更した。
ところが、それとて過去で干渉をおこなえば何かの作用が発生するに違いない。

では、どうすれば……。
だが陽日には秘策があった。現世で起きた事は一切変えず、変えるものはただ一つ。

そして陽日は、装置に座標を打ち込みカプセルに仰向けになった。
すると、仕込まれた電磁コイルが動き出し、周囲を高速で回転し始める。

そして片道切符を理解したうえで、ゆっくりと目を閉じた。
再び目を開けないかも知れないというのに……。

しかし、陽日は運良く過去にたどり着く。ところが、転送した姿に驚いてしまう。
やがて、陽日の前に一人の重要人物が現れた。

その人物と出会い、想いを変えるべく因果に立ち向かう事になる。
こうして、相棒同士となった二人の世にも奇妙な珍道中。不思議な物語の開幕である。
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連載中·51·14.4万字
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【毎週月・水・金の17時頃に更新予定(※閲覧モードは『原稿モード』を推奨します)】

とある時間軸の日本。ここでは『魔法少女』たちが現実に存在し、異次元から訪れる脅威である『影奴』を撃退していた。
同時に、魔法少女たちが生み出す魔力は国を支える重要なエネルギー源となっており、『魔法少女発電所』は世界にとってなくてはならない存在であった。

そして魔法少女たちは『魔法少女学園』に通うことを義務づけられており、学園の中枢部は政府ですら手出しができないほどの権力が集中していた。
権力は密かに腐敗を生みだし、魔法少女たちを都合がいいように管理し、情報統制によって純粋なる少女たちは自分が知らないうちに搾取されていたのだ。

そうした歪みは魔法少女同士の対立すら生み出し、彼女たちは『改革派』『現体制派』『武闘派』に分かれて争っていた。そう、影奴という共通の敵がいたとしても、一つにはなりきれていなかったのだ。
このような状況の中で、また新たな魔法少女が生まれる。
その名前は、『ヒナ』。優れた素質故に「世界すら支配しかねない力」を持つと評されながらも、ただ家族との再会を願って戦う少女。
そんな彼女が『カナデ』という魔法少女と出会ったことで、物語はゆっくりと幕を開ける。

これは少女たちが、『世界』に反逆する物語──。

番外編はこちら→https://www.neopage.com/book/30261368110452600
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連載中·20·7.9万字
残酷描写有り暴力描写有り
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暴力描写有り
「小説家になろう」にて120万PV突破の学園青春へっぽこファンタジー。月~土朝9時更新です

サンバ仮面、ダメステアイドル、【柴犬?】いいえ、一番おかしいのは主人公!

これは、ダンジョンが当たり前にある世界の中で、冒険者科在籍なのにダンジョン一辺倒ではない女子高生の、かなーりおかしい日常を描いています。

県立高校冒険者科の女子高生・柳川柚香(やながわ ゆずか)は友人と訪れたダンジョンで首輪を付けていない柴犬に出会う。
誰かが連れてきたペットの首輪が抜けてしまったのだろうと思った柚香は、ダンジョン配信をしながら柴犬を保護しようとするが、「おいで」と声を掛けて舐められた瞬間にジョブ【テイマー】と従魔【個体α】を得たというアナウンスが流れた。

柴犬はめちゃくちゃ可愛い! でもこれ本当に柴犬なの? でも柴犬にしか見えないし! そして種族を見たらなんと【柴犬?】って! なんでそこにハテナが付いてるの!?
ヤマトと名付けた【柴犬?】は超絶力持ちで柚香を引きずるし、魔物の魔石も食べちゃうなかなかの【?】っぷり。
見ている分には楽しいけれど、やってる本人は大変なダンジョン配信は盛り上がりを見せ、なんと一晩で50万再生というとんでもない事態を引き起こす。

アイドルを助けたり謎のサンバ仮面が現れたり、柚香の周囲はトラブルだらけ。(原因として本人含む)
しかも柚香は、そもそも冒険者になりたくて冒険者科に入ったのではなかったのです! そこからもう周囲に突っ込まれていたり!

過激な多方面オタクで若俳沼のママ、驚きの過去を持ってたパパ、そしてダメステータスすぎてブートキャンプさせられる口の悪いリアル癒やし系アイドル()に個性の強すぎるクラスメイトや先輩たち。

ひよっこテイマーの日常は、時々ダン配、日々特訓。友達の配信にも駆り出されるし、何故かアイドル活動までやっちゃったり!? 悩みがあれば雑談配信で相談もします。だって、「三人寄れば文殊の知恵」だからね!
夏休みには合宿もあるし、体育祭も文化祭も大騒ぎ。青春は、爆発だー!

我が道を行くつよつよ【柴犬?】、本当はアイドルしたくない俳優志望のアイドルたちと共に、「50万再生の豪運シンデレラガール・ゆ~か」は今日も全力で突っ走ります!

他サイトにも投稿しております。
表紙イラストにAI生成イラストを使用しております。
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連載中·38·10.3万字
性描写有り
⭐︎毎週、日、水、最新話更新⭐︎


身体だけと割り切ったはずの、もどかしい恋心。好きな気持ちは溢れていくのに、2人の関係は拗れていってしまう……。2人が選んでいく道は?

秋斗(あきと) 大学3年のある日、興味半分で出会い系サイトに登録し、その後セフレ数名と関係を待っていった。しかし、トラブルが続き、嫌気がさして出会い系の条件欄をかなり厳しくした。本当に身体だけの割り切った関係しかしたくない。しかし、そう簡単に相手は見つからず大学卒業、就職し、半年が経った。
 そんなある日『初めてをして欲しい』と連絡があり、興味半分で陽向(ひなた)に会う。
こんな綺麗な子がゲイ?喜んで身体を重ねる。一夜限りのつもりが、陽向と連絡先を交換する。その日を境に、毎日毎日なぜか陽向へ連絡をしてしまう自分の行動に驚く。その後数回身体を重ねる関係が続いた。もうさすがに陽向へのこの切なくて、苦しくて、愛おしくてたまらないこの気持ちを、きちんと伝えようとした夜、陽向から「今日で会うのはおしまいにしたい。」と告げられる。


陽向(ひなた)は駅中の人気カフェで働いている20歳。
 本当に男が好きなのか、本当に男に抱かれたいのか、一生このまま誰とも付き合えないままなのかと不安になり、思い切ってゲイの出会い系アプリに登録する。
この人なら、割り切ってセックスだけしてくれそう、とAKITOに連絡をする。
一夜限りの条件のはずのAKITOに関係を続けたいと言われる。 何度も身体を重ねるうちに、AKITOへの気持ちをはっきりと自覚する。バレなければこのまま会ってもらえるし、抱いてもらえるそう思っていた。
 しかし、そんな報われない恋、好きな相手に身体だけと思われている辛さに耐えられなくなり「今日で会うのはおしまいにしたい。その代わり、最後に沢山抱いて欲しい。」と告げる。
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連載中·9·2.2万字
ある日突然、交通事故で両親を亡くした、美大生の山田樹。
葬儀を終えて日常生活を送り始めるが、うつ状態になっていた樹は、葬儀後初めての登校時に接触事故で線路に落下する。
頭を強く打ち付けて視界が暗転し、目覚めると、見知らぬ部屋の布団の中に横たわっていた。
樹が夢でも見ている心地でいると、女中の花が現れて、樹のことを「早乙女さん」と呼んだ。
頭がぼうっとして何も考えられず、強い睡魔に襲われ、眠りに落ちようとしていた樹の前に、国防色の軍服を身にまとった偉丈夫――花ヶ前梗一郎(はながさきこういちろう)が現れた。
樹の名を切なそうに呼びながら近づいてきた梗一郎。驚いた樹は抵抗することもできず、梗一郎に抱き締められる。すると突然、想像を絶する頭痛に襲われた樹は、絶叫したのちに意識を失ってしまう。
そして気がつけば、重力が存在しない、真っ白な空間に浮かんでいた。そこで樹は、自分によく似た容姿の少年に出会う。
少年の正体は、早乙女樹の肉体を借りた、死を司る神――タナトスだった。そしてもう一柱、タナトスよりも小柄な少女、生を司る神――ビオスが現れる。
ビオスが言うには、樹は『異世界転生』をしたのだという。そして転生後の肉体の記憶は、特定の条件下で徐々に蘇ると告げられ、樹は再び異世界で目を覚ます。
樹が目覚めると、梗一郎が涙を流していた。
「樹が生きていて、本当によかった……!」
そう言って、梗一郎が樹の額に口付けた瞬間、樹の脳内に早乙女樹の幼少期と思われる映像が流れ、眠るように意識を失う。
『特定の条件下』とは、梗一郎との愛ある接触のことだった。
無事にひとつ目の記憶を取り戻した樹は、公家華族・花ヶ前伯爵家お抱えの書生(画家見習い)・『早乙女樹』を演じながら、花ヶ前家で生活を送る。
スペイン風邪による後遺症で『記憶喪失』になってしまった樹を心配して見舞いに来たのは、楚々とした容貌の美少女――梗一郎の妹である、花ヶ前椿子だった。
樹は驚愕に目を見開いた。
目の前に立つ少女は、樹が描いた人物画。
『大正乙女』そのままの姿形だったのである。
なんと樹は、自分が描いた油画の世界に異世界転生していたのだ。
梗一郎と恋仲であった早乙女樹として転生してしまった樹(ノンケ)は、男と恋愛なんて出来るはずがないと、記憶喪失を理由に梗一郎と距離を置くが……。
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暴力描写有り
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残酷描写有り暴力描写有り
闇の神マゴスの力を封じ込める聖女を数多、輩出してきた由緒正しきクラヴェウス家の長女として、聖女となるべく教育を受けてきたソフィア。しかし、彼女にはその資格がなかった。それでも諦めない祖母の狂気により、孤独を抱えたまま悪女に相応しいふるまいを見せるソフィアだったが…。

あまり仲良くもなかった同級生、マニエルの死を目撃したことで前世で友人がハマっていたゲーム「セイント・オブ・ラバーズ」の世界である事を思い出す。
さらにソフィアはヒロインに立ちふさがる悪の元凶…。

だけど、そんな事はどうでもいい。

「貴女に会うために生まれ変わったのに…」

ゲームのヒロインであるマニエルに転生したであろう友人に再会する事を願っていたはずなのにその事実を忘れて、悪役令嬢を演じてきた事に罪悪感が募っていく。
一度はショックから生きる希望を失うソフィアであったが、ゲームで聖女となるはずのマニエルの死は予想外の展開でもあって…。

しかもそれは殺人事件の可能性も示唆していた。それも容疑者はゲーム内における攻略対象者達!!

ソフィアは犯人を探し出し、彼女の復讐を遂行しようと行動を開始する。
彼女の力は胸に秘めた友への想いかそれとも新たな出会いか?
聖女のいなくなった滅亡寸前の世界を舞台に元悪役令嬢が事件の真実を追いかける。

※小説家になろうにも投稿しておりますが、若干内容が異なる場合がございます。
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連載中·7·3.9万字
【毎週火・木の17時頃に更新予定(※閲覧モードは『原稿モード』を推奨します)】

少しだけ未来の日本。この国では人と人の出会いを決定づける要素…『因果律』をも測定することが可能となっており、因果にて結ばれるべきと判断された組み合わせは生涯にわたって幸福に満ちた人生が歩めるとされていた。

よって日本では因果律に従った交際および婚姻が推奨されており、建前は民主主義国であるがゆえに因果に従うかどうかは自由となっているものの、因果律にて認められたペアが結ばれることは国家の発展に関わることもあり、政府は様々な方法にて因果律に従うように画策していた。
同時に、多くの国民は因果律に従うことを是としていた。

一方、因果律に従わない、あるいは逆らうために悪行へと走る人間も存在しており、そういった人間たちを秘密裏に捕縛および処理する『エージェント』たちもいた。
彼らは政府直轄の組織である『因果律研究所』に所属しており、戦闘行為も含めた荒事に対応すべく訓練された、一般には知られていない存在だった。

また、因果律研究所では後天的に因果律を操作された存在…Causal Manipulation Children、通称『CMC』も育てられており、彼らは因果律がどれだけ素晴らしいか自己の存在を持って周囲にアピールしつつ、とくに優れた子供たちはエージェントとしても訓練されていた。

CMCとして育てられた主人公『三浦円佳(みうらまどか)』は『辺見絵里花(へんみえりか)』との因果を与えられ、この二人もエージェントとしての役割を担うことになる。
クールではあるものの情が深い円佳はいじっぱりで面倒見がいい絵里花を大切に思いつつ、それでも自分の気持ちが与えられたものなのか、それとも本当のものなのか悩んでいた。

そんな彼女たちも高校進学を機に交際を始め、CMCとして因果律で結ばれることの正しさを周囲に知らしめつつ、ときにエージェントとして過酷な任務に赴く。
与えられた因果の果てになにが待っているのか、それは誰にもわからない。しかし、円佳は願っていた。

「いつか私も、絵里花のことを『好き』になれますように」

これは少女たちの数奇な『因果』をたどる、愛と出会いの冒険譚である──。

(※この作品はフィクションです。実在の人物・団体・事件とは一切関係がありません)
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暴力描写有り
とある北の国に『勇者のみが抜くことのできる3本の聖剣』が存在していた。

聖剣は柄に刻まれた黒い円の紋章を全て光らせた者のみ抜く事ができ、聖剣を手にすることで勇者の資格を得ると言われていた。

年に一度、聖剣を抜く事にチャレンジできる三聖剣祭では大勢の者たちが台座から聖剣を抜こうと挑戦するが、ろくに紋章を光らせることができず微塵も抜ける気配がなかった。

しかし、祭りの途中で現れた3人の男だけは違った。

クレマンと呼ばれる王子は聖なる紋章を完璧に光らせて聖剣を抜いて勇者となり

パウルと名乗る少年は聖なる紋章を半分しか光らせることが出来なかったものの観衆に勇者候補としての可能性を見せつけた。

そして、主人公ゲオルグは聖剣を抜くために柄へ手を掛けるが紋章は3分の1しか光らせることができなかった。

それでもゲオルグは聖剣を諦めはしなかった。

なんとゲオルグは人並み外れた腕力を駆使し、台座ごと聖剣を抜いてしまったのだ。

歴史上、例の無い勇者の誕生っぷりに観衆は騒めきたつ。

規格外な勇者ゲオルグの誕生を経て、ある者は彼に惹かれ、ある者は嫉んで牙を剥く事となる。

勇者クレマン、勇者候補パウル、そして規格外勇者ゲオルグの3名はそれぞれの思想・プライドを抱えて自分の信じる勇者道を歩き始める。

一方、勇者たちの誕生を遠くから眺めていた魔王は不敵に微笑み、静かに動き出す。


――――毎週『月・水・金』の17時30分前後に更新いたします(第1話のみ火曜にも掲載)
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残酷描写有り暴力描写有り
この物語は、太師とそれを支えた女性。
険しい道のりの中、2人が共に歩んできた旅の物語。


御霊の想いは惹かれ逢い、遥か久遠の彼方から訪れる。

愛し合う心情は、時には切なく悲しくて。

やがて恋慕の情は、二人の時を繋ぎゆく。

これは、そんな儚く心憂い2人の物語である。

けれど、もしかしたら貴方の物語かも知れない。

さあ、いざ共にゆきましょう。
疲れた心を癒やし、この哀しみに満ちた世を忘れるために。

そして、これを読み少しでも何かを感じてくれたなら、貴方が想う人へ優しき気持ちを差し伸べて欲しい。

この世に、希望はないかも知れない。あるのは格差の社会だけ。
裕福な者だけが、私腹を肥やし存続できる世界。

人は常に羨み嫉み、周りの言葉に流されるもの。
そして理解得ないまま蔑み虐げる。だから争いが絶えないのかも知れない。

さりとて、希望を失ってはいけない。

どうしようもない世だからこそ、叶えられるものがあるんじゃなかろうか。
優しき想いを後世へ伝えたいと願う気持ちが……。

それは誰もが持ち得た想い、慌ただしい時の中、今は気づいていないだけ。
辛く苦しい世の中だからこそ、努々忘れること勿れ。

その想いがあれば、いつの日か貴方の望む未来が必ずや訪れると信じて。
共に生まれた魂ならば、諦めず今世を見守り生きてゆきましょう。


――この小説の簡単な説明書――

物語の舞台である極楽の荘厳。この大陸は如何にして生まれたのか? 

そんな謎に包まれた大陸であり、なくてはならない存在。
数千年前、もしくは数億年前になにが起きたというのか?

その全ては、ある人物が残した備忘録から始まった。
1つ1つに記された文字を解読していく度に、突きつけられる真実。

心安らぐ大陸でありながら、儚く切ない極楽の荘厳と呼ばれた理想郷。
真実を理解するには、文字を解読する必要がある。

読み解くには数年の時が必要かも知れない。
備忘録という古文書に記されていた謎とは……。

こうした5章に纏められた構成。それは【五天の物語】。

*1章 生天編【この世に理想郷が生まれた由縁】
*2章 世天編【人々と共にあり続ける極楽の荘厳】
*3章 浄天編【失われた時を願う寂静な孤独】
*4章 義天編【心の拠り所、信じたが故の悲しき想い】
*5章 義天完結編【真理とは何か、明かされる秘められた真実】
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 冒険者のケビン・パーカーは遺跡を探索中、落とし穴に落ち死亡してしまった。
 それから20年……ケビンの意識が戻ると、なんと自分の体は骨となりスケルトンになっていた。
 遺跡には魔物が外に出れないように結界が張られている為外に出れない、失意のまま遺跡を彷徨っていると魔物に襲われている新米の女冒険者コレットを発見する。
 その瞬間ケビンはコレットに一目ぼれをし、コレットを助けるもコレットは今度はスケルトンに襲われると思いケビンを倒して逃げてしまう。
 ところが遺跡の魔力でケビンは復活、その後ケビンは何度も遺跡に訪れるコレットに様々なアプローチをするがその度に倒され、コレットもまたその度に疲労し町に戻る羽目になり遺跡の奥へ進めない。
 どうしても振り向いてもらいたいスケルトンのケビン、どうしても遺跡の奥へ行きたい冒険者のコレット。

 2人のすれ違った想いがぶつかり合う。


※表紙は企画:だん様・作画:玉子様より頂きました物になります。
※2020/09/03に完結した作品の為、随時更新予定です。
※この作品は「小説家になろう」さん、「カクヨム」さん、「ノベルアップ+」さん、「アルファポリス」さん、「ノベリズム」さんとのマルチ投稿です。
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連載中·2·0.3万字
残酷描写有り暴力描写有り
※水・金週2更新(時々週3→その場合月・水・金)です

人は糸で結ばれている。その糸は色によって意味が違う。
代表的なものでいうと、黒は不運。白は幸運。赤は好かれている人の数。
太さによって効果や思いの重さが違うその糸が見えるのは、葛葉神社の巫女のみ。
切ったり、結び変えたりできるのも、巫女のみ。
それらの糸の中で滅多にない色がある。
それが、運命の糸。
色は金色(こんじき)。
金色の糸で結ばれたものは、必ず結婚することになる。
運命の糸は巫女であっても解いたり切ったり出来ないほど強い力を持つ。
しかし、輝かしいその色の糸に出会うことは、めったにない。
30歳になっても、自分から伸びる糸が見えることのなかった巫女、楠葉は自分には縁のない糸たちなのだろうと割り切って巫女としての仕事に生涯を注ぐことに決めていた。
そんなある日、空が真っ赤に染まった夕暮れ時。
巫女である楠葉が葛葉神社の鳥居の下を2回くぐった、刹那。
金色の糸が現れ、その先には黒い袴を纏った茶髪の男が居た。
しかしその正体は、人間に化けた狸。しかも不死身で倒すことのできない、悪戯好きの妖怪バカ狸。
あまりの驚きで妖怪と認識する前に、見たことのない美男な容姿に見惚れてしまった楠葉は幻惑をかけられて結婚させられることに。
その結婚生活は勿論平和なわけがなくて……!?

これは、三十路になって男に対して耐性のない気の強い巫女と、悪戯好きからかい好き迷惑行為大好き妖怪の化け狸の夫婦による奇想天外の結婚生活物語。
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連載中·68·13.2万字
性描写有り
『この気持ちは小説《嘘》じゃないから。だから……ずっと一緒にいてほしい……』

思春期女子が共感できるところが1つはある。涙なくしては語れない至極のモヤキュン青春百合小説誕生!どうぞ御堪能ください

※プロローグは前置きで本編は2話から始まります。

【あらすじ】
様々なジャンルの中で唯一「恋愛物」が嫌いな主人公 新堂凛花(しんどうりんか)。

彼女は恋愛物以外ならなんでも好き。小説の中の恋愛はあり得ないと常々思っている。

名門花咲学園に入学した凛花は、必ず部活に入らなくては行けない決まりを知り、見たことも聞いたこともないような部活の「小説同好会」に興味を持つ。

そしてその小説同好会に行くと黒髪で美人な見た目の二年生の先パイ 小鳥遊結愛(たかなしゆあ)がいた。

彼女は凛花を快く迎えいれてくれたが、凛花が恋愛物の小説が嫌いと知ると態度が一変。

そう、ここは小説同好会ではなく小説演劇同好会だったのだ。恋愛経験も乏しく男性経験もない、恋愛物を嫌っている主人公の凛花は【小説女優】として小鳥遊結愛先パイに恋愛物の素晴らしさを身を持って分からされていくことになるのだが……。

この物語は女子高生の日常を描いた、恋に勉強に色んな悩みに葛藤しながら、時に真面目に、切なくて、そして小説を演じながら自分の気持ちに気づき恋を知り成長していく。少しエッチな青春ストーリー。
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連載中·7·3.1万字
残酷描写有り暴力描写有り
日本屈指のお嬢様学校である私立セイント女学院2年、ジュリエット・フォン・モンタギューは一言で言ってしまえば「完璧超人」である。

世界有数の資産家にして、大貴族と言われているモンタギュー家の次期正統後継者にして、もう10年すれば絶世の美女になるだろうと確信させる愛らしい顔つき。

加えて教養があり、走れば国体出場、歌えばスタンディングオベーション、テストでは入学以来2位に圧倒的大差をつけて1位に君臨し続けているモンタギュー家の女帝と、まさに才能の暴力と呼ぶべき人外じみたお嬢様、それがジュリエット・フォン・モンタギューである。

そんな完璧超人なお嬢様の唯一の欠点、それは――





――人間不信。





幼少期の頃よりその地位を狙った親類縁者たちに毒殺・暗殺・誘拐・拉致・監禁を幾度も経験させられた結果、性格が天然パーマ並みに捻じれに捻じれ、スーパーウルトラド級の人間嫌いな冷酷美少女に育ってしまったのだ。

そんなジュリエットももう年頃である。

彼女の美貌に、地位に釣られる男たちから言い寄られ、縁談の話を持ってこられるコトに辟易していた。

人間の男なんかとは死んでも付き合いたくない。

それでも羽虫のごとく自分に近づいてくる男たち。

そこでジュリエットは1つの策に打って出ることにした。





――自分の命令に忠実なロボットに恋人役をやらせよう、と。





そしてお金にモノを言わせて完成させたのが、人類初の自立型アンドロイドにして人が造りし人間。




その名も『汎用ヒト型決戦執事』人造人間ロミオゲリオン。




……だがこのときのジュリエットはまだ知らなかったのだ。

この『汎用ヒト型決戦執事』人造人間ロミオゲリオンには、誰にも言えない隠された秘密があることに。



並べろ運命! 砕け宿命! その5本の指で未来を創れロミオゲリオン!
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性描写有り
連載中·36·11.6万字
残酷描写有り暴力描写有り
■腹黒ヒロインに勝利して乙女ゲーの皮を被ったデスゲームを王子と生き残れ!■
【更新:月・水・金】

事故死した元OLの私を、悪役令嬢として乙女ゲーム世界に
送り込んだ娯楽の神様は、神界の配信者だった!

この世界は、娯楽の神のチャンネルで神界にLIVE配信されている。
スパチャが飛べば神アイテムでテコ入れが!!

さらに神は、手違いで婚約者の王子様役まで転生者を送り込んでしまった。
彼は元大学生のゲーマーで、ファンタジーMMOの世界で無双する予定だったから大変!
勝手の分からない乙女ゲームの世界で困惑しきり……。

ゲームのストーリー上、王子様は王室の抗争に巻き込まれて
つねに暗殺の危機に。私は腹黒ヒロインの計略による処刑が待っている。
このままでは、どちらも地獄行き!!

こうなったら協力して、神アイテムの【セーブボタン】と
王子様のギフト【超回復】を駆使し、
見えない敵を炙り出して全ての障害を排除するしかない!!

で、王子様とのロマンス……?
それどころじゃないわよ! こっちは命かかってるんだから!
え? 視聴者さんが期待してるって? 無責任な!

とはいえ乙女ゲームの攻略対象だから、
もちろんイケメンなんだけど……。

は、果たして、戦友は恋愛対象になるのでしょうか?!
※大丈夫です!(作者・談)

【更新:月・水・金】ぜひブックマークを!
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残酷描写有り暴力描写有り
〜あらすじ〜

主人公の八尋(ヤヒロ)はとある休日に、年の離れた妹の陽菜子(ヒナコ)と共にゲームをしていた。

そこに陽菜子の家庭教師兼、二人の幼なじみの伊織(イオリ)がやってきていつも通り伊織の小言を聞きながらダラダラゴロゴロと過ごしていた。

そんな平穏な時間を過ごしていたそんな時、謎の少女Aが現れる。

「見つけました、勇者様!」
「ウチ、そういう系の血筋じゃないんで……」

丁寧にお引き取り願おうにも、手足をねじ込まれ、押し売りセールスマンの如く帰ってもらえない。

そして問答無用で渡された箱を恐る恐る確認すると、一通の手紙と共にゲームソフトが。
不審に思いながらも起動すると謎の魔法陣が現れ、気づけば三人は見知らぬ世界の森の中に転移させられていて……。

異世界生活を続ける度に、八尋は変な敵には目をつけられるし、変人にばかり好かれる。さらには妹と、その取り巻く人々に振り回される日々。
そんなお兄ちゃんは、妹への心配をどんどん募らせる。

三人がこの世界に呼び出された本当の意味とは一体――――!?

八尋を中心に繰り広げられる、ヲタク兄妹と幼なじみ。そして異世界の住民である木の化け物やお人好しな神官、それにツンデレ半魔など、見た目も個性も様々な種族や住民たち!

どうにか元の世界に帰る方法を探しながら、見え隠れする彼らの抱える問題や心の闇。降りかかるトラブルや困難を解決すると共に、少しずつ成長していく物語。

これはそんな彼らの織り成す、ドタバタ異世界転移のシスコンファンタジー!!


……なのかもしれない。




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よろしくお願いします。
※こちらの作品は『カクヨム』様、『ノベルアップ+』様、『テラーノベル』様にも掲載しております。
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連載中·152·26.7万字
【ガチ恋?てぇてぇ?……それはない。彼女が好きなのは『姫宮ましろ』だから】

Vtuber事務所『Fmすたーらいぶ』の1期生として活動する、清楚担当Vtuber『姫宮ましろ』。そんな彼女にはある秘密がある。それは中の人が男ということ……。

そんな『姫宮ましろ』の中の人こと、主人公の神崎颯太は『Fmすたーらいぶ』のマネージャーである姉の神崎桃を助けるためにVtuberとして活動していた。

同じ事務所のライバーとはほとんど絡まない、連絡も必要最低限。そんな生活を2年続けていたある日。事務所の不手際で半年前にデビューした3期生のVtuber『双葉かのん』こと鈴町彩芽に正体が知られて……

この物語は正体を隠しながら『姫宮ましろ』として活動する主人公とガチで陰キャでコミュ障な後輩ちゃんのVtuberお仕事ラブコメディ

※2人の恋愛模様は中学生並みにゆっくりです。温かく見守ってください

※配信パートは在籍ライバーが織り成す感動あり、涙あり、笑いありw箱推しリスナーの気分で読んでください

※配信パートは一応分かりやすいように
「」が枠主、またはその場にいる人(オフコラボなら全員これ)
《》通話越し

にしてあります。
登場人物が多いので、一応私なりに区別をつけてるつもりですが、似たような喋り方のライバーがいる時があるので、ノリで脳内変換してくださいw(すいません)
98
連載中·19·3.1万字
暴力描写有り
【ネオページオンリー】
現世で巡り逢う二人。

惹かれ合う心は、偶然か必然か。

そして、口伝のように伝えられた昔話。

時を越えて、何度も出逢う二人の恋。

しかし、それは決して報われない愛。

愛おしく想うほどに、その恋は引き裂かれるもの。

はたして、この因果関係はいかに?

切なくも愛おしい、恋愛物語。



この物語の世界観はですね、日本を舞台としたもう1つの世界。
実在する滋賀県の白髭神社から始まります。

ベースは日本神話が少しばかり入っており、最終的にはどうして日本という場所ができたのか。
日本に無数に存在する鳥居、これは一体なんのために必要であったのか。

その謎を解きながら旅をしていく主人公。
そして魂魄という道教の概念である魂は天に昇り、魄は地に帰る。

輪廻転生という形で魂を送るわけではないですが、地に落ちた魄をもある条件により人のような姿で蘇らせるのが主人公の烏兎。
それを可能にさせるのが「紅鏡・こうきょう」と呼ばれたもう1つの世界です。

1話では天国をイメージするかも知れませんが、それ以降は現代と並行して存在します。
ですが、そこへ行くには限られた者しか行くことは出来ません。

そんな不思議な世界を行ききする恋愛ファンタジーです。
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連載中·102·39.5万字
残酷描写有り暴力描写有り