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2023年6月

6月、僕は『僕の彼女』と別れた。

やはり、遠距離恋愛は厳しかった。

それ以上に、彼女の言葉が胸に突き刺さった。

「青森配属ならそもそも付き合っていなかった」と。

彼女は、僕の内定先の名前や将来性を考え、付き合い始めたようだった。つまり、彼女が選んだのは、僕自身ではなく、僕の「未来」だった。

その事実が、どうしても受け入れられなかった。

僕は自分の人生が、やっぱりこういうものなのかもしれないと感じた。そして、心の中で何かが冷めていくのを感じながら、彼女とのラインを即座に削除した。


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