静かな時が流れていく。
いや、時が流れているのかも定かでは無い世界。
あらゆる生命が全てを放棄したかの様に、この世界を静寂が包み込んでいる。
それも存在するのだろうかと疑問である。
この世界にただ一人生きし者は、岩に腰かけて紅茶の香りを楽しんでいる。
考えが纏まった様だ。
「いい加減に、この世界も飽いたものだ。さて、今度は何処に行こうかな? 前回は、勇者として魔王を虐めたし、前々回は、異世界を支配する神様役だったな。・・・。よし!今回は魔王として、殺られ役をやってみるかな。 そうと決まれば、まずは、コスチュームから決めるかな・・・。」
今回の遊びが決まった模様です。