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第6話 魔法使い壊れる

 勇者に氷結魔法を溶かせる。

 魔法使いと賢者は腕を拘束して頭上で触手で縫い留めている。

 足も同じように、身動きが取れないよう触手で固定していた。


「ガイル様! 思い出してください。貴方は大国一の剣の使い手、戦士として誰にも負けない大国の第二王子なのですよ!」


 魔法使いが必死に叫んでいる。

 ランドールが魔法使いの上に大量のスライムを落とした。

 スライムが服を溶かし、乳首やペニスに巻き付いて、吸い付き絡まる動作を始めた。


「ひぃぃっ。こんなもの、魔法で……」


 両手に魔法を展開しようとした魔法使いの頭を、ランドールが乱暴に掴み上げた。


「触手のせいで魔法使えねぇの、わかってんだろ。使えてたら、さっさと逃げてたもんなぁ」


 ニヤリとしたランドールに、魔法使いが息を飲んだ。


「皇子たちを置いて、逃げるなど……」

「そうだ! 僕らは皇子を守り、最後まで戦う!」


 隣の賢者が声を張った。

 怯えているのは丸わかりだが、虚勢を張っている感じだ。


賢者お前はそうかもしれねぇけど、魔法使いは逃げると思うぜ」


 魔法使いは体中を這いまわるスライムの感触と流れ込んでくる淫気で、既に顔がトロトロに蕩けている。


「はひ……ぁは……、きもちぃぃ……、も、出る」


 ペニスがビクビクとしなって、射精しそうになっている。

 ランドールが乱暴に魔法使いのペニスからスライムを叩いて弾き飛ばした。


「ひぁ! いた……きもちぃ……はぁん」


 部屋の中に流れる淫気とスライムの催淫作用で、痛みすら快楽に変わる。

 魔法使いは飲まれやすい質のようだ。


(飲まれやすいっていうか、パーティの中で一番弱いからだろうな。魔法使いの子だけ、レベル低すぎる)


 皇子が二人も配属されたパーティに選ばれたにしては、バランスが悪い。


「ほら、ガイル。大好きなおちんぽ、咥えていいぞ」


 ランドールに顔を押し付けられて、ガイルが魔法使いのペニスにしゃぶりついた。


「ん、んっ、おちんぽ、おいひぃ……」

「あぁ! ガイル様、おやめくださ……ぁ、ぁん、ぁぁぁ、はっ、あはっ、ひひひっ……もっと、奥まで、いつものように、なさい、ガイル……この淫乱皇子が」


 魔法使いの顔が悦って、腰が前後に動く。

 目が上転した魔法使いは快楽に飲まれて正気を失っていた。

 ガイルが魔法使いのペニスを根元まで咥え込んだ。

 ビクビクと腰を震わせて、魔法使いが射精した。


「ザーメン、おいひぃ……もっとぉ……」


 うっとりとペニスを咥えるガイルは随分と慣れている様子だ。


「ふむ。少し頭を覗いてみるか」


 魔王は魔法使いの額に指を突っ込んだ。


「ぉぉぉぉ、ぁ……、ぉふっ」


 だらしなくい開いた口から涎を垂らして、魔法使いの体が弛緩した。


 指の先から魔法使いの記憶を探る。

 恐らくどこかの宿であろう部屋の中で、魔法使いがガイルに自分の勃起したペニスを咥えさせている。


『上手ですよ、ガイル。ふふ、大国の皇子が男のペニスを咥えて喜ぶ姿など国民に知れたら、どうなりましょうね』

『ぁぅ、んぅ、おちんぽ、しゅきぃ』


 ガイルは嬉しそうに魔法使いのペニスをしゃぶっている。


『淫魔法と精神操作魔法は禁忌ですが、我等が魔王を討ちさえすれば法など、どうとでも変えられる。大国最強の我らがパーティが負けるはずがありません。裏工作をして正解でしたね』


 魔王は魔法使いが裏工作をした記憶を探った。

 本来、パーティに参加するはずだった魔法使いを毒殺して、自分がパーティに潜り込んだらしい。


『そろそろお尻が欲しいでしょう。ガイル、自分から差し出しなさい』


 ガイルが四つん這いになり、自分から尻穴を広げて魔法使いに突き出した。


『入れて、早く、挿れて、くらしゃぃ、おちんぽ、くらはぃぃ……』


 魔法使いがガイルの尻マンコに自分の勃起ペニスを突っ込んだ。


『あーぁ、すっかり私の雌穴になり下がりましたね。総てが無事に終わったら、この事実でガイル様を脅迫しますので。どうか、私の可愛い操り人形になってくださいね』


 淫魔法で正気を失ったガイルは、夜な夜な魔法使いに弄ばれていた。

 朝には記憶消去の魔法をかけられ、忘れていたようだ。


「だからガイルの尻穴、既に雌マンコだったのか。善がり慣れてんだよな」


 ランドールがガイルに腰を打ち付ける。

 魔法使いのペニスを咥えたまま、くぐもった嬌声が漏れた。


「性格的には一番、魔族向きなのになぁ。体と魔力が軟弱だね。魔王が指突っ込んだだけで死にそうになってる」


 記憶を読むために脳に指を突っ込んだだけなのだが。

 白目をむいて体をピクピク痙攣させている。

 もはや死にそうだ。


「あっはは、弱すぎ。普通に戦ってたとしても、コイツ一番に死んだんじゃね?」


 ランドールが魔法使いの額を指で弾く。

 頭が後屈したまま、動かなくなった。


「あれ? 本当に死んじゃいそうだね。性奴隷の紋、付けようか」

「性奴隷にしても、どうせすぐ死ぬんじゃねぇの? 餌でよくね?」


 魔王は魔法使いの両手足に枷のような魔印を施した。

 両手足の紋は誰でも好きに嬲って良い証だ。

 首に魔印がある奴隷は個人の私物なので、勝手に嬲ってはいけない。

 魔力を流したら、魔法使いの体がビクンと震えて、目に少しだけ生気が戻った。


「折角の玩具だし、皆も楽しみにしているからね。壊れたら餌にして喰っていいよ」

「じゃぁさ、魔王様。気持ちよくなることしか考えらんねぇ頭にしといてくれよ。変な知恵使われても面倒だからさ」


 ランドールの言う通り、正気に戻ったら魔族と取引などしそうだ。

 揉め事は面倒くさい。


「そうだね、じゃぁ、念のために」


 魔王は再度、魔法使いの頭に指を突っ込んだ。

 何度かグリグリして、快楽中枢だけを鋭敏にする。


「ぁ……、ぁ、ぁ、ぁ、ぁは。あはは! おちんぽ、くらはい、突っ込んで、ぐちゃぐちゃにしてぇ! ザーメン、飲ませてぇ!」


 焦点の定まらない目で魔法使いが叫んだ。

 皆の性奴隷が出来上がった。


「おら、しゃぶっていいぜ」


 ランドールがガイルに開脚させる。

 魔法使いがガイルのペニスに飛びついて必死に吸い上げ舐め始めた。


「ちんぽ、おちんぽぉ、突っ込んで、ザーメン塗れにしてぇ!」


 必死にガイルのちんぽをしゃぶる魔法使いを、勇者が微笑ましく眺めていた。


 とりあえず魔王軍が回す用の玩具が一個出来たので良かったなと思う魔王様でした。

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