「勇者様とガイル様が、即堕ちなんて……」
後ろの方で声がして、魔王は部屋の奥を眺めた。
少しだけ離れた場所に魔法使いと賢者を拘束していたのを忘れていた。
(あの二人を嬲ってから勇者を堕とすつもりだったのに、がっついちゃった)
勇者が予想以上に魔王の好みだったので、先に手を出してしまった。
結果、思った以上に勇者と戦士が堕ちるのが早かった。
「勇者様、魔王の魔力なんかに負けないで! 貴方は大国の皇子! 誰より強い勇者なのだから!」
賢者が必死に叫んでいる。
そういえば、なんちゃら国の第三皇子だとか言っていた気がする。
魔王に抱かれたままの勇者が軽く後ろに手を翳した。
魔法使いと賢者の体が、一瞬で凍り付いた。
(え? 仲間、凍らせちゃったよ)
「黙れ、人間風情が魔王様の前で勝手に言葉を発するな。発言の自由などお前たちにはない」
凍った魔法使いと賢者を一瞥すると、勇者が魔王に向き直った。
「うるさい人間は餌にでも致しましょう。それとも性玩具として調教しますか?」
勇者が笑顔で魔王を見上げた。
とても可愛らしい、従順な笑顔だ。
(切り替わり速~。魔印をうっかり二本も付けちゃったからなぁ。この勇者君、もう半魔になっちゃったね)
気持ち良すぎて、いっぱい中に出したから、魔王の魔力も多めに吸収されたらしい。
お陰で忠誠心強めの従順な奴隷に仕上がった。
「うん、そうだね。とりあえず性玩具かな。魔王軍が溜まってるっていってたから」
思わず、いつもの通りに話してしまった。
「この場で調教いたしますか?」
勇者が腰ヘコしながら問う。
玉座に腰かけた魔王に抱き付いている勇者の腹の中には、まだ魔王の勃起ちんぽが収まっている。
(誘い方が直じゃん。可愛い)
勇者の腰を抱き、頭を撫でて口付けてみた。
「そうするか。お前の体も使うぞ」
勇者の勃起した乳首を捻る。
「あぁんっ。勿論でございます。はぁ、はぁ……。もっとっ、千切れるくらい摘まんでぇ!」
ビクビクと体を震わせて、勇者が嬌声を上げて喜んだ。
「魔王様、ガイルも使って遊ぼうぜ」
どうやら戦士の名前はガイルというらしい。
ガイルはランドールに突っ込まれたまま四つん這いになっている。
「はぁ、はぁ……、ぁあ! らんどーるしゃまの、魔族おちんぽ、ごりゅごりゅして、ぃぃっ。ぁんっ、ぉっ、ぉぉんっ」
ランドールが緩く腰を打つだけで、ガイルが体を震わせる。
「おら、歩けよ。魔法使いのとこまで行けたら、ちんぽしゃぶらせてやる」
ぐん、と腰を前にだすと、ガイルが四つん這いで歩き始めた。
「おちんぽ、しゃぶれる。はやく、おちんぽぉ、はぁ、はぁ」
ランドールに突っ込まれたまま、ガイルが魔法使いのちんぽに向かって、四つん這いで歩き出す。
「あぁ、兄上、なんて幸せそうな……」
その姿を勇者が羨ましそうに眺める。
「お前にも同じようにしてやろう」
魔王は勇者の体を放り投げて四つん這いにすると、尻穴に突っ込んだ。
心と同じように従順になった尻マンコは、あっさりと魔王の巨大勃起ペニスを受け入れた。
「あぁ! 魔王様のデカちんぽぉ! 中もっとぉ……、あぁっ、もっと、ごりゅごりゅしてぇ」
「奴隷が欲しがるな。されるまま喜んでいろ」
髪を掴み上げて顔を上げる。
腰を打ち付けて前に歩くよう促す。
「申し訳、ありませ……ぁんっ! 魔王様のお叱りが、至福でございましゅ……、んっ、ぉっ、はぁ、はぁ」
勇者を賢者の元に歩かせる。
(この子、Mっ気あるのかな。虐めると喜ぶんだけど)
嫌がって反発してくれるくらいが楽しいのだが。
魔力を流し過ぎて従順にしすぎてしまったなと、魔王様は少し後悔したのでした。