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魔王様は氷の微笑に逆らえない
魔王様は氷の微笑に逆らえない
霞花怜
BLファンタジーBL
2025年04月17日
公開日
2.3万字
連載中
※ただエロいだけの話です※ ※息抜きで書いてるので気紛れ不定期更新。突然止まります※ ※深夜テンションで書いてるから内容とか期待しないでください。見直しも推敲もしてません※ 魔王を討ちに来る勇者パーティの相手をするのは、面倒くさい。 戦うの怠いから、今回は性奴隷にでもしよう。みたいなノリで勇者パーティを性奴隷にしました。 従順な奴隷になったけど、なんか思ってたのと違うんだよね。

第1話 また来た

 魔王城。

 人間を喰う魔族の国の王が住む城。


 魔鏡を眺めて、魔王様は溜息を吐いた。


「あーぁ、また来ちゃった。何回来ても同じなのになぁ」


 人間のパーティが魔王を殺しに魔王城にやってくる。

 その度に、返り討ち。人間は魔族に勝てない。


「何百年、同じこと繰り返したら、勝てないって気が付いてもらえるのかなぁ」


 多くのパーティが魔王城目指して、人間の国から魔国までやってくる。

 城まで辿り着けるパーティはほとんどない。


 魔王が相手にするパーティの数は、多くはないのだが。


「喰うのは好きだけどさ、別に殺すのが好きなわけじゃないんだよね」


 戦いを挑まれれば、魔王も対応せざるを得ない。


「城が血で汚れるの嫌い。人間の血って鉄臭いし」


 かといって生け捕りにすると檻の中で自害したりする。

 勝手に死なれると、肉の鮮度が下がる。


「せめて、今から死にますんで保存お願いしまーす、とか言ってくれたらいいのに」


 魔王は魔鏡を眺めた。

 魔王城にまで辿り着いたのだから、今回のパーティは強いんだろう。

 血の雨が降るのは必須だ。


「あれ、勇者の男の子、可愛いかも」


 先頭を歩く戦士の後ろを、周囲を警戒しながら歩く男に、魔王の目は釘付けになった。


「適度に胸筋ついてモリモリじゃん」

「胸筋なら戦士の方がモリモリじゃん。俺好みの雄っぱい」


 後ろから魔王軍団長のランドールが魔鏡を覗き込んだ。


「そうだけど、筋肉の塊って感じだよね。顔も可愛いし、程よく筋肉付いてる勇者君の方が魔王は好み」

「あの勇者、犬顔で魔王様の好みっぽいなぁ。ああいう、絵に描いたような清廉潔白な正義の味方は、ちょっとイジるとすぐメス堕ちしたりするよな」


 ランドールの言う通り、如何にも国民に慕われる正義の味方って顔をしている。


「メス堕ちかぁ。じゃぁ、今回は全員、メス堕ちコースでいく?」


 殺すより犯す方がいい。

 城が血で汚れないし、性玩具にして遊んだ後は餌に出来る。


「いいねぇ。この前作った魔王軍の玩具、壊れて喰ったからみんな溜まってんだよ。後ろの魔法使いと賢者、魔王軍用の玩具にしようぜ」

「戦士は?」


 最前列を先導する戦士は、如何にも勇猛果敢な百戦錬磨の風貌だ。


「俺の性奴隷にしたい。魔印で淫紋付けてくれよ、魔王様」

「魔印かぁ。性奴隷、いいねぇ。魔王もあの勇者君を奴隷にして、しばらく遊ぼっかな」


 憂鬱な気持ちが晴れてワクワクした魔王様。

 攻め込んで来た勇者パーティを性奴隷にすることに決めました。

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