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アンデッド・モンスターの種類と解説
アンデッド・モンスターの種類と解説
デブにゃーちゃん
文芸・その他雑文・エッセイ
2025年04月06日
公開日
4,054字
完結済
様々なアンデッド達を解説します。 なろうにも記載してます。

第1話 アンデッド達

😅😅😅👽👽👽😅👽😅👽





 アンデッドの種類と名前一覧を記載するが、厳密に組分けされている、ワケではない。


 そのため、種や属性としては、もう一つの方と被っている事もある。



 以上の点は、留意して頂きたい。



 ⭕️ 腐肉・毒腐の系統。



 ■ インフェクテッド系。



 ゾンビを含む様々な種類であるが、既に死んでいるため、多少の攻撃には怯まない。


 また、痛みを感じる事はないが、強力な一撃や、魔法攻撃には流石に勝てない。



 腐肉の塊。



 ゾンビ系統の中では、最も弱い部類に入る魔物だが、油断は禁物である。


 上級冒険者の一撃を喰らえば、すぐに吹き飛ぶ魔物だが、大群で襲いかかってくる事があるからだ。



 ゾンビ。



 一般的な死体が甦った魔物であり、動きが遅いが、代わりに耐久力が高くなっている。


 とは言え、強力な打撃や魔法攻撃に対しては弱く、特に火や爆発などが効く。



 ソルダード・デ・モルテ。



 ゾンビの中でも、鎧や武器を装備している魔物で、訓練された動きで、生者に襲いかかってくる。


 さらに、知能が高く、集団先方や弓矢による遠距離攻撃なども行ってくるので、注意が必要だ。



 ゾンビ・スライム。



 腐肉が溶けて、複数の死体が合体した集合体型ゾンビであり、獲物を見つけると直ぐに動きだす。


 通常のスライムと同様に、体内に吸収されてしまうと、意識を乗っ取られる。



 リビングデッド。



 ネクロマンサーやリッチ等が、死霊術を使って、甦らせて作った魔物である。


 または、強い怨念が死体を別の生物へと変異させ、それが獲物を求めて動き出した存在である。



 ■ ポイズナー系



 通常のゾンビよりも、強力な酸や毒を使い、相手を弱らせてから倒す狡猾な怪物である。


 彼等は、他に感染症を拡大させたり、麻痺毒により、人間たちを動けなくする。



 ポイズン・ゾンビ。



 毒液や酸を山なりの弾道で、飛ばしてくるゾンビであり、通常型よりも厄介な敵である。


 もちろん、噛まれた際も、感染力の高いウイルスや麻痺毒などが、人間を動き難くする。



 スピットゲロー。



 強酸を、勢いよく吐き飛ばしてくる上に、動きも機敏で、かなり手強い魔物だ。


 他のゾンビと違って、建物や崖などを登るため、高所から狙撃してくる事がある。



 バクテリア・キャリア。



 バクテリアの増殖本能に支配されている、ゾンビであり、動きは素早く、見た目も傷が余りない。


 そのため、遠方から見かけると、人間に見えるため、近づくと襲われてしまう危険性がある。



 マタンゴ。



 茸が、人間を包み込んだ魔物であり、他の人々にも胞子を植え付けるべく、行動する。


 姿も様々で、巨大茸だったり、比較的に人間の姿に近い者まで、様々である。



 ドライアド・ゾンビ。



 寄生型植物が絡み付いているゾンビであり、腕や口から種を吐き飛ばしてくる。


 その他、花粉によって、毒を飛ばしてきたりするため、近づく際には気をつけると良い。



 ⭕️ 吸血・死喰の系統。



 ■ ヴァンプ系。



 吸血により、仲間を増やしたり、体力を回復するアンデッド達であり、かなり知性が高い。


 また、人との判別が判りにくく、人間社会に紛れていたり、地下に王国を築いていたりする。



 ヴァンパイア。



 西洋の吸血鬼であり、様々な種類が存在しており、黒や赤い服装を好む。


 美男美女が多く、太陽光には弱く、夜間しか行動できないが、腕力や生命力は人間より数段も高い。



 ラングスイル。



 絶世の美女吸血鬼であり、艶やかな長い黒髪と鋭い爪が特徴的な魔物だ。



 緑色のローブを纏い、後ろ首には小さな穴があり、そこから吸血する。



 ピー・ポープ。



 悪霊型の吸血鬼であり、取りつかれると、無性に血肉を求める食欲が沸く。


 そうして、動物の生肉を喰らうようになるが、最後は宿主からも、肝臓を食べ付くしてしまう。



 ナハツェーラー。



 布を貪るグールみたいな吸血鬼で、それを行うと、自らの親類から精気を吸いとれる。


 もちろん、他の遺体や人間からも、吸血や食人行為を行うことがある。



 ノスフェラトゥ。



 ドイツ語で、不老不死者を意味する吸血鬼であり、黒死病ペストを扱う事もできる。


 大量の鼠やコウモリなど、使い魔を利用して、人間社会に混乱を与える事もある。



 ■ マンイーター系。



 吸血鬼よりも、狂暴で人肉を好んで食べる怪物たちであり、稀に気にいった者に噛みつく。


 そうして、仲間を増やしたりするが、普段は暗い森や地下洞窟に隠れている。



 グール。



 ゾンビよりも、動きが素早く、知能は高いが、吸血鬼よりも腕力は劣る。


 主に、砂漠や地下道などを根城としているが、夜になると、旅人や商人たちを襲う。



 ワーウルフ。



 感染症により、死体が狼の遺伝子を取り込んだり、人間が噛まれる事で生まれる魔物である。


 吸血鬼を越える腕力と体力を持ち、日光にも強いため、人間社会に多数が紛れ込んでいる。



 ベルセルク。



 北欧神話の時代に、狂戦士として作り出された魔物であり、非常に強力な腕力を持つ。


 虎や熊などを元にした獣人であり、剣や盾を使い、戦闘を行うが、よく暴走状態になる。



 ヴリコラカス。



 吸血鬼と狼男、両方の性質を持った魔物であり、ドアをノックして、返事を待つ習性がある。


 ヴルカラカス、ヴリカラスコス、ヴァルコラキ等と別名でも言われる。



 妖狐。



 腕力や体力だけでなく、妖力や神通力を持つため、華奢な体に見合わず、厄介な魔物である。


 単に、吸精するだけでなく、人間社会に紛れ込み、王様や地方領主をたぶらかす者まで存在する。



 ⭕️ 幽霊・憑依の系統。



 ■ ホーント系。



 ゴースト。



 低級な幽霊であり、夜になると、森や墓場などに現れては、人々を驚かせる。


 大した力は無いが、だからと言って、油断していると、呪われてしまうから注意が必要だ。



 スペクター。



 ゴーストよりも、力の強い幽霊であり、呪いだけでなく、憑依や生命力を奪う魔法を使う。


 群れのリーダーとして、ゴースト達を率いて、人々を襲わせたりもする。



 ファントム。



 かなり凶悪な幽霊であり、魔力が高く、祟りや幻惑魔法を使って、人間を襲う。


 崖や落とし穴に誘導したり、猛獣の住みかに、幻を使って、人々を連れていく。



 シャドー。



 暗闇に潜み、冒険者を背後から襲う魔物であり、黄色や赤に青など、様々な色で目を光らせている。


 基本的に、背後から奇襲を行うが、命令者による支持で、集団で強襲を仕掛けてくる事もある。



 レイス。



 上位の幽霊であり、生命力だけでなく、魔力すらも吸い取ってしまう。


 攻撃力も高く、また気性も荒いが、頭脳派でもあるため、戦うのが厄介な相手でもある。



 ■ ポセス系。



 スケルトン。



 骸骨に、悪霊や怨霊たちが憑依して、動き出した魔物であり、魔力などを動力源とする。


 そのため、筋繊維が、関節部に残ってなくても、生前と同じように動くことが出きる。



 リビング・アーマー。



 主を失った鎧や悪霊が取りついて、動き出した鎧の魔物であり、廃城や合戦跡に現れる。


 強い打撃力で、衝撃波を与えないと、元が甲冑なので、中々攻撃が通じない。



 フレッシュ・ゴーレム。



 土や岩塊などではなく、新鮮な肉を原料とした、ゴーレム型の合成魔物である。


 悪霊や怨霊、リッチ等が、大量の死体を集めて、戦場や地下洞窟で暴れさせたりする。



 ゴースト・ペインター。



 森の奥深くにある古びた洋館や、廃城に置いてある絵画に悪霊や怨霊が宿った魔物。


 絵の中に生者を引き摺り込もうとしたり、魔法を射ったり、飛び出てきたりと、多彩な攻撃をする。



 付喪神つくもがみ



 百年の間に、道具に生命が宿り、動き出した魔物だが、東洋では妖怪と言われる。


 東欧でも、古い箒などが、吸血鬼と化してしまうと言う同じような伝承がある。



 ⭕️ 蘇生・転生の系統。



 ■ リザレクション系。



 戦場に横たわる無惨な遺体や、病気により死んだ人間が、怨念で甦った怪物。


 または、洞窟に潜む魔術師&ネクロマンサーなどの罠により、アンデッド化された者たちである。



 キョンシー。



 リッチのように自ら魔術により、甦った者や、戦場や疫病で死んだ死体が変化した者である。


 死後硬直した体は、自由に動かず、両手を前に伸ばして、ピョンピョンと跳ねながら移動する。



 ミイラ。



 古代王朝では、盛んに故人の遺体を保存する技術を向上させるため、日々研究が行われていた。


 盗掘人や発掘隊を襲撃して、ミイラ取りが、ミイラと言う、言葉通りの事を行う。



 ドウラグ。



 溺死した漁師や船幽霊など、様々な姿で言い伝えられる海に関連した魔物である。


 彼等に関わると、自らも海で死ぬとか、不幸に合うとも言われるため、北欧では恐れられている。



 死神グリムリーパー



 黒や紫のフードマントやローブを羽織るスケルトン、または痩せ細った女性で画かれる魔物である。


 農民が、草刈りに使っていた大鎌を持ち、人間の魂を刈り取ろうと、追いかけてくる。



 デュラハン。



 元は、優秀な騎士だった死体が甦り、頭を抱えながら現れる魔物である。


 アンデッドであり、鎧を着ているため、半端な攻撃は効かないので、かなり厄介な敵だ。



 ■ リインカーネーション系。



 不老不死を求める魔術師が、自らに魔法をかけて、死後に転生した魔物である。


 もしくは、自身に暗黒魔法をかけて、不死身の怪物へと変化した存在だ。



 邪鬼巫女。



 本来は、鬼や邪悪な精霊を退治するべき巫女が、何らかの要因で、鬼道に堕ちた魔物である。


 自ら邪気の魅力に抗えなかったか、悪魔から誘惑されて、堕落したかは分からない。



 エビル・プリースト。



 悪魔に魂を売った代わりに、永遠の命を得た神父であり、神ではなく、魔王を信奉する。


 そのため、服装も禍々しく、闇を纏ったような雰囲気を放ち、非常に威圧感がある。



 リッチ。



 ネクロマンサーが、自身を完全な不死身の怪物にするべく、転生した魔物である。


 ゾンビ&スケルトン等、低級なアンデッドを従えたり、死体から産み出したりできる。



 エグングン。



 元は、ヴードゥー教の高潔な司祭であったが、暗黒面に堕ちてしまい、魔物となった。


 元は、本来は善である黒魔術を使っていたが、悪たる赤魔術を使い、死者を甦らせるようになった。



 ブラックメタラー。



 魔王や悪魔を崇める歌を、恐ろしい音楽とともに流し、冒涜的な演奏を行う魔物である。


 この宴会には、動物だけでなく、人間も生け贄に捧げられる事があるため、注意が必要だ。

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