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第14話 神々の呟き

突如女神の呟きが、世界を震撼させた。

【・・・。なくなった。・・? 私の・・ 許さないから・・】


所々聞こえない箇所有るが、文面から怒っている様に聞こえる。


怒りに驚き、堕落した生活の国王は、襟を正して国政に勤める。

乱れた教会の神官たちは、悔い改めて祈った。

人々は本来の生活に立ち返って、子供達の模範になる様に努めた。


魔王すら驚き、戦いを止めたと噂された。


世界が、静かにそして固唾を飲み、女神の怒りが静まることを望んだ。


時だけが進む・・・!


それは突然始まった。


「女神さま。女神様。こんな処で寝ないでください。お風邪をひきますよ。」


「・・? はい! 御免なさいね・・?」


世界に再び、平和が訪れた。

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