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第六話:エルフの王国へ! ギャベル=ロルド=オルベリアの決断


 エレンを仲間に迎えた俺たちは、次なる目的地を目指していた。


「さて、次はエルフの王国、オルベリアか」


 地図を広げながら俺が呟くと、エレンが軽く頷く。


「うん。ギャベル=ロルド=オルベリア……彼女がこの世界でどうしているか、気になるね」


 ギャベル=ロルド=オルベリア——ハイエルフの王女。

 俺がエタクロで作ったキャラの一人で、弓術と精霊魔法を得意とする優雅な戦士。

 気高く冷静で、時には厳しい態度を取るが、本質的には優しさを秘めている。


「ギャベルが俺たちに協力してくれるかどうか……それが問題だな」

「ふふっ……ハイエルフの王女ね。どんな子なのかしら?」


 オーレリアが楽しげに微笑む。


「ま、行ってみれば分かるさ」


 俺たちはオルベリア王国へと歩を進めた。



 エルフの王国オルベリアは、広大な森の中に築かれていた。

 樹上都市のように設計された街並みは、精霊の魔力によって守られ、美しい光に包まれていた。


「すごいな……まるで神話の世界だ」


 俺が感嘆すると、エレンが小さく笑う。


「エルフたちは精霊と共に生きているからね。この環境も彼らの魔力によるものさ」

「なるほどねぇ……」


 オーレリアは街の雰囲気を楽しんでいるようだった。


「さて、ギャベルはどこにいる?」


 エレンは少し考え、それから俺たちを城へと案内した。



 エルフの王城は、巨大な樹の中に作られた神秘的な空間だった。

 精霊の魔力が満ち、静かな風が吹き抜ける。


「ギャベル様、お客様です」


 案内役のエルフが言うと、奥の玉座に座っていた女性がゆっくりと立ち上がった。


「……久しぶりね、オルバ」


 透き通るような金髪と、美しいエメラルドの瞳。

 気高く、冷静で、それでいてどこか儚げな雰囲気を持つ女性——


「ギャベル……」


 俺が呟くと、彼女は静かに歩み寄る。


「あなたがこの世界にいると聞いて、最初は信じられなかった。でも、こうして目の前に立っているのだから……」


 ギャベルは俺の顔を見つめ、それから少しだけ表情を和らげた。


「歓迎するわ、オルバ。そして、あなたの仲間たちも」

「ふふ……美しい王女様ね」


 オーレリアが興味深そうにギャベルを眺める。


「しかし、なぜ王城にこんなにも緊張感があるんだ?」


 俺が城内の雰囲気に違和感を覚え、ギャベルに尋ねると——


「……この国は、戦争の渦中にあるのよ」


 ギャベルは俺たちを玉座の間に招き、状況を説明した。


「この国は今、魔族の軍勢に狙われている。奴らは精霊の力を手に入れようと、侵略を企んでいるのよ」

「魔族……か」


 エレンとオーレリアが考え込む。


「それで、ギャベル。俺たちに何かできることは?」


 ギャベルは俺をじっと見つめ、それから静かに言った。


「……私の側に立って、この国を守ってほしい」


 その言葉には、強い決意が込められていた。


「……分かった。俺たちも協力する」


 こうして——

 俺たちはエルフ王国の戦いに身を投じることになった。



――――――――――


次回予告


エルフ王国の危機に立ち向かうトーリ(オルバ)たち。

しかし、魔族の襲撃はすぐそこまで迫っていた——!?


次回、「精霊の守護者! ギャベルの決意」

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