戦闘が激化し、ついにオリオンは敵の指導者であるアルティスと再会する。かつて共に魔法を学び合った友人。その顔には、かつての輝きはなかった。
「アルティス…本当にお前なのか?」オリオンは驚き、声を震わせた。
アルティスは冷たい笑みを浮かべ、静かに答える。「オリオン、久しぶりだな。だけど、もう昔の俺じゃない。」
オリオンの胸が締め付けられるようだった。「何を言ってるんだ、お前が故郷を攻める理由なんてないだろ!」
アルティスの瞳には冷徹な光が宿る。「理由がないだと? 俺たちは力を求めて魔法を学んできた。でも、村は何も変わらなかったんだ。俺は変わりたい、全てを変えたい。」
オリオンは絶句した。「変わりたい? それが故郷を破壊する理由になるのか?」
アルティスは無感情に言った。「力を持たなければ、何も変わらないんだ。俺は…壊して、新しい世界を作るんだよ。」
オリオンは歯を食いしばりながら叫んだ。「違う!俺はただ、みんなを守りたかっただけだ!」
「守る?」アルティスの口元がわずかに上がる。「お前が守ってきたものは、ただの幻想だ。現実を見ろ、オリオン。」