春埜馨
異世界恋愛和風・中華
2025年03月18日
公開日
3.6万字
連載中
舞台は古代中国の修仙界。『宋長安』『朱源陽』『橙仙南』『青鸞州』の四国が結託し、それぞれの国が持つ特徴的な仙術を使い、日々妖魔や邪祟を退治しながら世を統治していた。
医家術の三宗名家・六華鳳宗の末裔である華蘭瑛(ホア・ランイン)は、華山の麓にある邸宅・鳳明葯院で市医の医家として働いていた。ある日、封印されていたはずの最強の鬼・玄天遊鬼が35年振りに何者かに解き放たれ、赤潰疫という鬼病が四国を襲う。赤潰疫の知らせを受けた蘭瑛は、四国の一つ『宋長安』管轄の町・清安へ向かうことになり、そこで、眉目秀麗で冷酷無情でも知られる剣豪、宋長安の国師こと王永憐(ワン・ヨンリェン)と出会う。六華鳳宗と宋長安は過去に因縁があり、互いに良い印象はない。しかし、ある理由から蘭瑛は宋長安の宮廷に呼ばれ、宋長安での生活が始まる。
蘭瑛はこの宮廷で起こる様々な出来事に巻き込まれ、それぞれの思惑や過去を知ることになり、探し求めていた真実に辿り着く。
歴史と共に幾千の思いが巡り、様々な想いが交差し、これは因縁なのかそれとも運命なのか━︎━︎。
はじめに
本作には、古代中国修仙界の世界観において、現代社会では不適切である、流血を伴う激しい暴力や拷問、差別表現や性別の有無を問わない性描写を含みます。
又、こちらの物語は『小説になろう』様でも重複掲載しております。
上記をご留意の上、お読みいただけますと幸いです。