バサラの荒々しい戦い方、目つき、口調、それらを見ていた
優しくも強い、それがバサラに対しての評価であり、まだまだ、底が知れぬ実力をいつかは引き出して見せると意気込んでいた。
だが、そんな彼が人ではないモノにだけ見せた暴力性。
そんな彼女を心配してバサラは先ほどとは打って変わって別人の様な口調で喋りかけた。
「
「は、はひ」
「呼吸も絶え絶え!? 息して! 息!」
バサラが心配し、顔を近づけると
「…ラ殿」
「え?! どうたんだい?」
「…かいです」
更に顔を近付け、
「近いです!」
「あ?! ごめんよ!」
バクバク、ドキドキと鳴り止まぬ鼓動をなんとかして止めようと必死になるもそれは止まらなかった。
それを気づかれぬ様に、悟られぬ様になんとか取り繕うと一生懸命に普段通りに接しようとした。
だが、その胸の高鳴りは一瞬にして鳴り止んだ。
ザッ、ザッと音を立て、その地では見れない格好をした青髪の青年が部屋に現れた。
顔は中性的な顔立ちで、ジャラジャラと鎖や指輪を身につけたその時代には似つかぬ見た目の青年は
「何をしてる、
青年の威圧的な声を聞き、バサラも目を向けると
「申し訳ない。こんなに深くまで潜るとは聞いてなかったものでな。拙者も苦労していた」
「言い訳なんて聞いてない」
青年は目の前から消え、
それをカツラギ・バサラが許すはずはなく、青年の突きを
「いきなり会ってそれはないんじゃないかな」
「五月蝿いな、
「そうなんだ、でも、
バサラは構えると再び
髪をかきあげ、両腕を前にし、彼もまた交戦の構えを取るとこの世全てを憎む様に敵対する相手に自分という人間を認知させるために名乗る。
「
神にも至る
「カツラギ・バサラ、そっちが名乗るなら僕も名乗るのが礼儀だ」
「バサラか、なるほど、そうか、殺し合おう。俺とお前は相容れない。殺し合う以外に自分と言う存在を認められないだろうからな。我が運命は壊滅。求めるは終焉、目覚めるは破壊者。共鳴器・