心臓がトクンと動いた。それは僕の短い人生の中で感じたことがないとても刺激的な動きだった。本能に刻まれた鼓動の動き……そう確信できた。
「皆さん初めまして、本日よりこの夕魔高校に転校してきました」
長い灰色の髪に、随分と小柄なのに女の子らしいメリハリのある身体に、きらりと光りそうな八重歯……そして何より
「カブちゃんです!!趣味は運動と血を吸うことです!!仲良くしてください!!」
どう見てもチュパカブラにしか見えない顔に心が動いた……決して甘いものではない、って言うか恐怖だ。純然たる恐怖なのだ。
「おいおいおい、どうなってんだこの学校は」
「全くだな、けしからん」
隣に座る幼馴染の雄一郎が転校生をじっくりと眺めて答えた。
「なんて我がままボディだ……サイズがあっていないじゃないか、本当にけしからん!!」
「ツッコむべきところはそこじゃねぇ!!!」
確かにおかしいけど!!異様なまでに胸が突っ張っていて苦しそうだけど!!!おっぱいよりもUMAの方を注目しろぉぉぉ!!!!