ペットの持ち運びに使われるキャリー。
扉にはロックがかかるようになっており、中からは開けられない……
……筈でした。
病院へ連れて行くため、猫さんをキャリーに入れた30分後。
車に積み込むため、保護部屋に入ると、部屋の隅っこで何かモゾモゾ動くものが。
部屋の照明を落としていたので薄暗く、何がいるのかと一瞬ビクッとする筆者。
「なんで?!」
思わず聞いちゃいましたよ。
洗濯ネットに入った猫が、キャリーの外に出ていたんです。
キャリーの扉はしっかり閉めてロックをかけたのに。
猫さんはどうやったのか、ロックを解除して扉を開けて出ちゃってました。
幸い、大人しい猫さんなのですぐ抱え上げて捕獲。
猫さんはキョトンとしている様子でした(洗濯ネットに包まれてるから顔見えなかったけど)
キャリーは駄目だと思い、Sケージに入れて結束バンドで扉をガッチリ固定して病院へ。
空輸の際にキャリーの扉をガムテープで固定するワケは、猫の脱出スキルがとても高いから。
キャリーに入れただけでは安心できないのが猫さんです。
5センチ未満の隙間から抜け出ることもあります。
もはや魔術の領域です。
みなさま、猫の搬送には御注意ください。