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TNR現場の下見

「今までいなかったオス猫が居着いているので、TNRしたい」


 2024年6月2日、そんな連絡を受けて見に行ってみたところ2匹いて、初対面でも餌を持っていたらすぐ寄ってきました。

 特に茶白が人懐っこく、持参した餌をあげたらすり寄ってきて撫でられたほど。

 キャリーの中や捕獲機の中も、警戒せずに入るような猫です。


 君、そのスリゴロをうちの猛猫に分けてくれ(また?)


 とりあえず今回はキャリーや捕獲機を貸し出して、捕まえ方を教えたところで終了しました。

 もう1匹の茶トラは寄ってはきても触れない距離を保っていたので、捕獲機を見慣れさせるよう伝えました。



 1週間後。


 現役スタッフに餌やりを頼んでからの様子見に行きました。

 2匹ともケージや捕獲機に餌を置いてもらって食べることに慣れてきていました。


 1週間前は警戒して距離を保っていた茶トラが、会うの2回目の筆者にもたれかかるようにしてくつろぐようになりました。

 もともと人懐っこい茶白は、うるさいくらいグイグイ迫ってきます。


 捕獲機、いらんかも(笑)


 なんだ君たち、その人馴れの早さは。

 うちの猛猫なんか、2ヶ月経ってもシャーパンだぞ?


 様子見に行っただけなのに、現地の人々は今日捕まえると勘違いしていたもようです。

 閉じ込めようとしてケージの扉を閉めかけたけど、茶白は全く動じないのが素晴らしい。



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