卒業の日。そのずっと前からお互いがお互いのことを好きだったはずの二人。最後の最後、別れの刻がもうすぐそこまで迫ったというときになってようやく、その感情が恋愛感情だと気づく。でも、気づいたときにはもう遅くて・・・・・・。
しかしこの二人の幸いところは、卒業という名の別れに背中を押される形で本当の気持ちに気づけたことでしょう。その最後の一線すらも越えてしまい、ずっと後悔するなんて話は星の数ほどありますからね。
既に過ぎ去った時間は元には戻せないけど、前を向いて歩いていくことはできる。おそらく進路的な意味ではバラバラの道を歩むことになるのでしょうが、それでもこの二人の歩む未来が幸せなものでありますように。
そんなことを思わせてくれるような、等身大の高校生男女の甘酸っぱいお話でした。
エピローグの「愛する人と一緒に歩んでいく」の部分。二人の関係が「好き」からその先へと進んだように感じられて、エモポイントでございます。