ハァ〜。よく寝た。スッキリ。隆くんとマリのおかげだな〜。って思ってたら愛梨奈が起きた。
リビングこら海君のかわいい声が聞こえてきたので急いで服を着替えてリビングにでる。
マリがいると思ったら、隆君と海くんだった。
「おはよ〜。」
「おはよう。ねれた?」
「うん。びっくりな事に2人とも朝までぐっすりだった」ふふふ(笑)
「それはよかった。マリはね〜朝が弱いからもうすぐしたら起きてくるよ。」
「昔からだよね。1限目よく遅刻してたよね。」
「懐かしい」
「なんか、いいね。助けあってるかんじ?」
「そう?」
「うん。うちでは、私が寝てて周平だけが愛梨奈を見てるなんてなかったよ。平日の朝なんて俺は仕事です。って背中が言ってた」(笑)
「背中が?」(笑)
「うん。」
「今日、先輩って会ってほしいんだけど大丈夫??」
「うん。今日、料金のお支払いする?いくらぐらい準備すればよいかな??」
「料金はいらないよ。うちの事務所は家族からは料金を取らない事になってるんだ!」
「そうなんだ。良い事務所だね。イヤイヤ家族じゃないから悪いよ。」
「家族みたいなもんだよ。所長には説明して所長が料金いらない。って言ってたから貰ったら怒られる。」
「えぇー。でも‥‥」
「家族だよ。リサも愛梨奈ちゃんも家族!!」
「ふふふ。おはよう。2人とも本当にありがとう。」
「おはよ〜。」マリがリビングに走ってくる。
朝ごはんを食べてゆっくりしていると‥‥‥。
ピンポーン!!チャイムがなる。周平かもと思ってちょっとビクッとする。
マリが肩に手を置き
「ママとエリ!!」えぇーマリのママとエリちゃんに会うのは久々だな!!エリちゃんはマリの妹。
「久しぶり!元気?」
「うん。これから元気になる予定」
「うん。元気になるのよ。」
「ママ‥‥‥‥。」また、泣いてしまった。
両親がいない私をよく気にかけてくれたママ。
ぎゅーっと抱きしめくれる。お母さんってあたたかいな〜。
マリのママとエリちゃんが海君と愛梨奈を見てくれるので、その間に2人で隆君の事務所に行った。
隆君が先輩の藤川さんを紹介してくれる。
そして、条件を確認する。
絶対じゃないけど‥‥養育費を請求すると子供との面会を要求する事が多いと聞き、養育費は貰わない事にした。
慰謝料を周平には300万円、相手の女性には2 00万円を請求する事にした。
財産分与も要求する。
愛梨奈の親権・養育権も私。
それで交渉してもらう事にした。
本当にありがたい。1人だと思ってたけど、いっぱいの人に支えられていたんだと認識できた。本当にありがとう。