「ただいま〜。」
「おかえり。」「ばぁーあー」
「愛梨奈。かわいいね〜。」手を洗いに洗面所に向かう。
「マリと海、元気だった?」
「元気だし〜海君も愛梨奈もお利口だった。」
「愛梨奈は毎日、お利口だよね〜。はぁ〜毎日かわいい。」
デレデレ顔から真面目な顔にかえて
「何もなかった?」
「何もなかったよ。マンションが同じ人かな?行く時に会った人に今日だけで3回もあったけど。運命かな?」っと笑うが‥‥‥周平の顔がこわばっていった。
「どんな女性だった?」
「ショートカットの女性。同じぐらいの年齢かな??マリが同じマンションでも知らない人なんていっぱいいるよ。って言われたー。やっぱりマンションの人かな??」
「あっ‥‥‥。うん。」周平は何か考えてるような‥‥。そのまま、しばらく何もいわなかった。
(あれ‥‥‥女性って言ったかな??階段の話をしてから何かおかしいような‥‥‥。何かへん‥‥。)
〈ピリリリリリ〉周平の電話がなる。
携帯の画面を見たまま止まっている。
「周平!どうしたん?」
「あっ。仕事の電話。」っと言って部屋を出ていく‥‥‥。
(どうしたんかな‥‥。最近、帰ってくるん早いよな‥‥‥。)
今日は、さっぱり手巻き寿司なんだけどな‥‥‥。早く電話終わらないかな‥‥‥。
こわばった顔のまま戻ってきた。
「ごめん。待たせた。」
「ううん。大丈夫?」
「大丈夫。」全然〜大丈夫そうな顔じゃないけど‥‥‥。
『いただきます。』