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第14話 「策」

みすずがエレベーターを降りると岡田さちからの電話に出た。

「はい。」

「もしもし。岡田です。」

「堀田の作戦を知ってますか?方法を知っている方が未然に防げる。」

「‥‥‥。」

「データを渡して犯罪じゃない。データをコピーした時点でアウトだ!」

「‥‥‥。データを見れる権限のある人のIDとパスワードを使ってとる作戦です。みすずさんを使って、森下さんのIDとパスワードを聞き出す方法ですがまだ、聞き出せてないです。」

「わかりました。ありがとうございます。」

部屋に入ると大和が出勤していた。

「早いな。」

「おー。目覚ましなしで早起きできたわ。で、岡田さちから連絡あったか?」

「あーぁ。さっきな。」

「わかったか?」

「みすずを使って、俺のIDとパスワードを入手して金曜日の誰もいなくなった所でコピーするつもりみたいだ。」

「みすずを使って?さすがのみすずでもIDとパスワードは言わないだろ!阻止しなくても作戦失敗だろ!!ハハハ。よかった。」

「いや〜。「ミスをした。俺のIDとパスワードがあればフォローできる。そしたら会社も自分も助かる」とか何とか言ったら??みすずはどうすると思う?」

「IDとパスワードを言うな。」っと大和はうなだれる。

「みすずは巻き込みたくない。」

「あぁー。」

「みすずを巻き込み前にこちらからIDとパスワードを教えてやろう。ただし偽のな!!」

「フフッ。どうやって?」

「堀田のまえで俺が俺のIDとパスワードを入力する機会をつくる。そしたら必死に覚えるだろう。念の為覚えやすいのにしとくよ。」

「あぁー。」

「堀田が偽のIDとパスワードを入れると偽のファイルにつながるようにして偽のファイルをコピーをさせよう。コピーしたところで捕まえよう。」

「あぁー。」

「大和」

「陸」 

2人とも同時に呼ぶ。

大和が話だす。

「うちの会社がしたことは正当な事で何にも落ち度もないし恨まれることはしてない。」

「あぁー。」

「甘いって怒られるかもしれないが‥‥‥捕まえても大事にしたくない。」

「あぁー。」

「みすずに近くにいるのは不安が残るから、広島に帰る、みすずに近づかない事を条件に依願退職にして広島での就職先も斡旋してやりたい。」

「あぁー。そうだな。堀田の父親が亡くなるまえに手助けできたんじゃないかって胸糞悪い。それでスッキリとまでもいかないが‥‥スッとする。」

「あぁー。次がもしあれば第2の堀田が出てこないように気をつけようぜ!」っと陸の肩を叩く。

「あぁー。」


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