仕事の終わりに地下駐車場に行くと陸が待ってた。
陸足が長いな〜って見てたら
「みすず!」っと呼ばれ陸にかけよる。
「緊張してるの?」陸が心配そうに顔を近づける。陸って美形だなー。っと見てたらまた、
「みすず?」っと優しく呼ばれる。
「あっ!ごめん。ごめん。陸って足が長いなっと見惚れて、顔もイケメンって見惚れてた」っと笑う。
「ハァ〜。緊張してるのかと思った。」
「緊張‥‥。わからない。なんて言ってくるかも〜どういう態度かもわからないからね。会ってみないとわからない。ちょっと不安だけど大丈夫。どうであれ離婚したい。」
「うん。大丈夫。何かあればすぐに俺に連絡できるようにしてろよ!」って言いながら頭をガッシっと撫ぜられる。
「ちょっちょっと‥‥‥。髪が乱れる。もー。」
陸が笑顔で見てくる。
「とりあえずマンションの向かいのカフェで待つか‥‥‥。」
「うん。ごめんね。ありがとう。」
カフェで2人で待っていると類と藍が歩いてくるのがみえた。
「えっ!2人で‥‥って言ったのに‥‥‥。」
「かえって好都合だよ。俺もいく。」
「えっ。あっ。うん。巻き込んでごめん。」っと俯く。
「むしろ俺をいつでも巻き込め!」っと頭をポンポンっとされる。陸が伝票を持って
「行けるか?」
深呼吸をして
「うん。行ける。」
マンションのインターホンを鳴らす。陸はモニターに映らないようにする
「あけるね。」って藍が出た。私のマンションなのに‥‥‥。悔しくて目に涙が溜まる。でも、泣かないって気合入れようとしたら陸がお腹のあたりをこそばしてきた
「ちょっちょっこそばい。やめて。」
「笑っとけ!涙がもったない。」
2人でマンションの部屋の扉を開ける。
「どうぞ〜」っと藍が言うが陸をみてフリーズする。
「森下くん??なんで??どういう事?」
「あなたこそ何故ここないる?」陸が感情のない冷たい声で言う。
「それは‥‥‥その‥。」
「みすず、どういうつもり?」っと類が不機嫌そうにいう。
「類と藍が一緒にマンションに入って行くのを見たから、私も陸を呼んだ。」
「まぁ〜2人に別々に話すより、1回で終わるので手間が省けた。ありがとうございます。」っと陸が類を見て言う。