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第七話

 ゆっくりゆっくりと、由花子を気遣うようにジェイドは身体を繋げた。

「由花子・・」

「・・・っ、大っきい」

 ただでさえ、立派なモノがさらに太くなる。由花子には、先ほどまで自分が口淫で愛撫していたモノの大きさを思い、さらに蜜をあふれさせた。


「動き、ますよ」

 熱い吐息混じりに、耳元で囁かれる。

「深ぁ・・だめぇっ、もっとゆっくり」

「我慢しないと、言ったはず・・」

「だって・・、あ――――ッ!」


 身体を震わせ、蜜を吹く。激しく痙攣し、由花子は絶頂を何度もくり返す。

「やだぁ・・・壊れちゃ――イク、またイッ・・」

 由花子は快楽に溺れた。

 昼間の一件は、おぞましい夢だったのだと言い聞かせるように、無心でジェイドと交わった。


「由花子、足を」

 シーツを握りしめ、尻を上げた羞恥に耐える。ジェイドに腿を開かされ、太いモノが挿入る瞬間を開いた足の間から見つめた。

「――大っきい、ジェイドさんの」

「見えますか、私の――スが中に挿入るのが」


(熱っぽい声で囁かれ、私は頷いた)


 激しく突き上げられ、由花子は泣き喘いだ。蜜がポタポタとあふれ、シーツにシミを作る。

「恥ずかしい、やだ・・・止まんな」

 ガクガクと震え、また達した。

 何度イッても、絶頂の波が襲う。


「ジェイドさ・・・も、だめぇ」

 由花子が音を上げ、首を振る。

「大丈夫、もうしません」


 時間はまだ、たくさんある。 

「由花子、ゆっくりでいい。私達には、たくさんの時間がある」

「はい」

 由花子に笑顔が戻った。


「私、たくさん子供が欲しいです。ジェイドさんに似た、優しい男の子と可愛い女の子」

「女の子は、大変です。とくに、由花子に似たら」

「嫁にいけない?」

 いえ、とジェイドは首を振る。

「嫁にやりたくなくなります。私が、妬くからです」

「ふふ」

 二人で笑い合い、何度も口づけを交わした。もう、由花子に悲しみの色はなかった。


「私、幸せです」

 由花子は目を閉じた。

「私も、です。君がいてくれるだけで、もう何も望まない」

 抱き寄せ、額に口づけた。


 船での旅は、楽しく時間が流れた。一ヶ月の航海で、由花子はたくさんの友人に出会った。


 んぁ・・・


 昼間の穏やかな人柄と違い、ジェイドとの情事は由花子を快楽に溺れさせた。

「だめぇ、もう・・立ってられ、あ――――」

 派手な水音をさせ、由花子は蜜を漏らした。バスルームは反響が良く、由花子は快楽と羞恥に泣いた。

「おもらし、ですか」

「―――ちが、おしっこじゃ」

「二十二にもなって、イケない子ですね、由花子は」

「ごめんなさ・・だって、気持ち悦い・・あ、やだぁ」

 仕置きです、とジェイドが最奥までペニスをねじ込む。

「おかしくなる、やだ・・おちんちん、ぬいてぇ」

 ガクガクと、痙攣し絶頂する。


「由花子、籍をいれましょうか?」

 ベッドで横たえられ、訊ねられる。

「はい?」

「私の、妻になってくれますか?」

「・・・ふ」

 由花子の顔が、泣き笑いに歪む。


「イヤ、ですか?」

「嬉しい、です。でも、一つだけお願いが」

「何でしょう?」

 涙を浮かべ、由花子は口づける。

「お願いだから、私より先に死なないで。もう、嫌なの。大好きな人に、おいて逝かれるのは」

 両親も夫も、由花子をおいて逝った。一人ぼっちで木の下、童謡の歌詞のように震えていた。


「分かりました」

 再び、口づけ交わった。



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