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向日葵
向日葵
絵麻
歴史・時代日本歴史
2025年03月02日
公開日
9,746字
連載中
『優しい夫と、幸せに暮らしていた。ただ、彼は少し淡白な人だった』

 岡崎由花子は、夫・浩二の戦死通知を受け取り涙にくれる。もはや、夫の実家にいる意味もなく、由花子は着の身着のままで焼け野原の町を歩く。
 身寄りのない由花子に、浩二の学生時代の友人であるジェイドが交際を申込む。
 浩二は結婚の翌日に招集令状が来たため、結婚生活は一週間だけだった。

『一緒に、アメリカに行きましょう、由花子』
 
 口づけられ、ジェイドに身を委ねる由花子は理性のタガがはずれるほどの快楽を味わう。
 どんどん淫らな行為に溺れる由花子の前に現れたのは、死んだはずの浩二で――――。

プロローグ

「由花子、私とアメリカにいきましょう」

 ジェイドの言葉に、由花子は惑いつつも彼のキスを受け入れる。


「んぅ・・はぁ」

 舌で口腔を嬲られ、由花子は膝が震える。

「由花子」

 スカートをたくし上げ、ジェイドが太ももに手を這わせる。

「濡れてます」

 下着の上からでも分かるほど、由花子のソコは淫らに濡れていた。

「見て」


 指についた愛液が、糸をひく様を見せられる。

「やだ」

「感じて、くれたんですね」

 再び口づけ、ブラウスのボタンがはずされる。


「ジェイド」

「優しくします」

 足を開き、舌を這わされる。

「だめ、まだ湯に」

 構わず、ジェイドは膨らんだ肉芽を口に含む。痺れるような快感が、由花子を懊悩させる。


(こんな情事は、初めてでした。夫の浩二さんは淡白で、私達は数えるほども抱き合ったことがありません)


「恥ずかしい・・あぅ」

 明るい部屋での情事に、由花子は欲情を抑えきれずにいた。

「由花子、もっと感じて」

「やだ、ソコばかり・・なんで?」

 肉芽ばかりを嬲られ、絶頂をはぐらかされる。そんなジェイドの愛し方に、由花子は泣きじゃくる。


 イカせて、イカせて下さい


「まだ、です。もっと、ほぐさないと」

 前を寛げたジェイドの下腹部には、日本人とは比較にならないペニスが頭を持ち上げていた。

「っ」

 そんなの、挿入るわけない。由花子はその大きさに、恐怖と期待で震えた。


「挿れますよ」

「ん」

 小さく頷いた由花子の膝裏に手を入れ、高く腰を上げる。

「やだ、こんな恥ずかしい」

「見ていなさい、あなたのココが私を飲み込む瞬間を」

「イッ」

 痛みなど、感じなかった。

 ただ、有り得ない太さを受け入れ、由花子は絶頂に達した。




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