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第11話 お願い②

寝室で類の寝顔見ながら‥‥‥大きなため息がでる。

類の写真を見たけど‥‥‥何にも思わなかったんかな??向こうは耀が光希って分かってるのかな?

分かってないのかな?

どっちでもいいけど‥‥‥‥‥光希に思いだせさる事はしないでほしい。

光希は両親の事故の関連で見てはいけないものを見たらしい。 

事故後‥‥‥‥「何も見てません。」っとガタガタ震えていた。すぐに気を失ってしまい2週間は寝込んだ。

その後は事故に関する事は何も覚えていない。

それで良いと思っている。光希には思いださせたくない‥‥。光希のかわりに私が覚えておきたい。

何を見たのかも‥‥‥私だけは知っておきたい。手がかりはゼロだけど‥‥‥‥。


誰も巻込みたくないので‥‥‥‥あの人も関わらないでほしい‥‥‥‥お願い。このまま、そっとしてほしい。


ハァ〜。全然‥‥‥‥‥寝れなかった。ネム〜。

考えないようにしても‥‥‥‥ずっと頭から離れなかった。類をみても何も感じなかったのかな??

新さんにそっくりなのに。何も思わないでほしい…関わらないでほしい‥‥‥‥っと思いながら‥‥‥光希から「かわいい」っとしか反応がなかったって聞いて‥‥‥‥‥ちょっとショックを受けている。

私の事は忘れたかな?興味ないかな?類はあなたの子なのに‥‥‥‥。ちょっとぐらいは動揺してほしかったなんて‥‥‥‥‥‥。どんな心情???

自分の心が自分でわらない。

はぁ〜。平和の日常が1番!!自分に言い聞かせているようで‥‥‥‥モヤモヤした。

今日も寝れないかも‥‥‥‥‥‥。はぁー。


「おはよー。」「はよー。」光希が類を抱っこして起きてくる。

「おはよー。ごめーん。泣いてた?聞こえなかった。ごめん。」

「いや。部屋の前を通ったら‥‥1人であそんでた。」

「そっかー。泣かずにえらかったね。」って類の頭をなぜる。嬉しそうに類が笑う。めっちゃかわいい。親バカ発令!!!


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