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第32話 堕落へのカウントダウン

「開ける!!!」


「桜木…!!お前ならそういうと思ったぜ!」


「ありがとうだべ…!!」


そして、いよいよ扉を開ける瞬間だ。


どうする?


俺たちは自分の信じる道を選ぶことにした。


鬼塚と飯田は同じドア。

俺は違うドアだ。


「「「せーのっ!」」」


ガチャ


…なんだこれ?


見てはいけないものを見てしまった。


これは…。


俺が唖然としていると、司会の悪魔が、「じゃあ桜木くん+5ポイント〜!!」

と言う。


セリーヌは「やった〜!!」と手を挙げた。


オーディエンスも盛り上がる。


鬼塚と飯田は大丈夫だったようだ。


仲間が無事で一安心した俺なのだった。


堕落するまであと86ポイント。

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