俺は、学校の寮に住んでいる。
全寮制の学校だからだ。
寮の部屋を開けると…セリーヌがいた。
セリーヌがいた。
俺はそっと部屋の扉を閉めた。
「ちょっと!!あなたの部屋ですよ!」
セリーヌの叫び声が聞こえた。
嘘だろ!?
女子と同居!?
いや同棲!?
マジかよマジかよ。
ラッキースケベとか…。
「な訳あるか!!!」
俺は俺の顔をビンタした。
俺は、『色欲』は200人中学年100位。
8位の飯田とは違う!!!
「大丈夫ですか…?」
セリーヌは心配そうな目で俺を見る。
お前は本当に悪魔なのか…?
「……という訳でよろしくお願いいたしますね!」
「お、おう。」
俺は平静を装っていたが、内心ドッキンドッキンのバックンバックンだった。
「という訳で、何が食べたいですか?」
「なんでも…。」
「私なら世界一美味しいハンバーグとか作れちゃいますよ!」
「何それ!?食べてえ!」
「やった!『暴食』ポイントゲット!」
しまった!!!
『暴食』ポイントは170位なのに…!
「怠惰だけじゃ足りないので、暴食も狙いますね!」
彼女はにっこりと笑った。
これからどうなる!?俺!?
堕落するまであと95ポイント。