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050 惜しい

『無人販売はじめました』

そう書かれていたであろう手作り感のある台が、畑の真ん中にぽつんとあった。

長らく風雨にさらされているが、もとより想定していたのであろう、しっかりと形を保っている。

台に触れてみると、文字が書かれている。

そこには、こう書かれていた。

『無人販売は辞めました』

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