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048 馴染んだ感覚

『私』に自我が目覚めたのは、三歳の誕生日会でローソクの火を灯した瞬間。

家の壁を割り、亜人の軍勢が攻めて来た時。

前世の記憶が思い出され、手に持っていたフォークで亜人たちの腱を切り、次々と無力化していく。

体格差、体重差があっても、やりようはある。

前世で、そうやって生き延びたから。

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