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046 封印伝承

父が亡くなった。

ついにその日が来てしまった。


実家のことなど何も知らなかった俺が、父の危篤を知らされ、呼び戻された。

預かった巻物を読み上げると、父の周りに魔法陣が展開し、胸元に闇がたゆたう。

その闇を、両手ですくい取るようにして飲み込む。


よし。

これで魔王の封印は継続された。

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