結論は『受け入れた
そうしたほうが良いってなんじゃそりゃ? となりそうだけど、いや受け入れるかどうかなんて本人の勝手じゃん? って書いたらこれではい終了文字数100ちょっとの文章が出来上がっちゃうのでもうちょっち考えさせて。
例によって創作界隈を賑わせてくれるこの話題。あちこちで辛口評論家を自称する方がいらっしゃるようですが、ネット上に公開される作品に玉石混交あるように、それらの評論もまた玉石混交あるのよ。
あの作品はどんな評価されてんの? その辛口評価ってほんとうに
:辛口っておいしいの?:
こういう話題、まず『辛口評価ってなんだ?』的なことから考えなきゃダメでしょう。
評価とつくくらいなので、まあ何かしらの批評をしてるってことなんだろうね。んで辛口ってのは味よね。まあ実際の"辛味"ってのは味覚で感じるんじゃなく刺激、より詳しく書くと痛みと温感に関わるセンサーが反応してるんだけど閑話休題。えー、まー、いろいろあるってことです。
評価としてのニュアンスはぁ……まあ言い換えれば厳しいとか辛辣とか、いわゆる及第点(
あるいは減点法的な考え方かもしれない。評価者に何かしらの"ライン"があって、そこに満ち足りて無ければ「〇〇がない」と言う。こういうのも辛口評価と受け止められるんじゃなかろうか。
まあ、他にも人によっていろいろあると思うけど、ひとまずこんなイメージなんだろうなぁ辛口評価ってのは。
書く人にとっておいしくはないでしょうね。それをコメントとして読んだ時は落ち込んだり、なるほどと思ったり、はたまた怒りを感じたりするかもしれない。
結論は『受け入れた
これ、書き手さんならわかるよね?
:それって辛口なの?:
心は行動にあらわれます。そりゃあもうメッタクソ正直に出ちゃいます。ビュルッってかんじで。
他人と話をするだけでもにょっきりしてます。どーしてもいっしょに行きたい人には「ねえ! こんどディズニー行くんだけどいっしょにどう?」と前のめりに訪ねて、他人ではないけど仲良くないなー的な距離感の人には「あ、こんどみんなでディズニーランドに行くんですけど、〇〇さんも参加しますか?」的な言い方になる。その態度もどこかビジネスライク。
ディズニーかぁ……最後に行ったのはいつだろう? ぎりぎり21世紀だったっけなぁ……そもそもいっしょにディズニー行けるようなともだちいたっけなぁ……ウッ、あたまが。
相手に興味がある時は瞳孔が開いたり、つま先が相手のほうを向いてたりとまあいろいろな特徴があったりします。これ無意識で起こってることなので後で自分で確かめてみてください。んで、なんでこんなこと書いてるんかってと辛口評価に関係あるからなんスよ。
人は『目的』をもってます。いわゆる本心。んで心は行動にあらわれる。たとえ文字であっても『文章を書くこと』という行動は、如実に心を表現してくれるのですおくさま。んじゃたとえばコレ。
「こんな文章書いてて恥ずかしくないの?」
辛口評価? 悪口? 理論的に説明しろとなるとむずかしーけど、まあこれがどっちなのかは
「このエピソードいる? 意味不明だし時間返してほしいんだけど?」
これはどうでしょう? ――ほら
人は他人の目的というか『悪意』をある程度察する力があります。まあ、それは本人の心理状況で被害妄想だったりすることもありますが、基本、人はことばで相手の心を察することができます。
「この物語、背景描写は良いけどキャラごとのセリフが少ないし、セリフに個性が少なすぎて誰がしゃべってるのかわからない。せめて一人称を変えるくらいしないと覚えられないよ」
これはどうですか? ――ほーら
こういうのは感覚的な問題なのです。リクツじゃない。でも理屈として書くことはできます。
辛口評価とは『改善を促すための意見』で、悪口とは『相手の"なにか"を否定するための言葉』。なにかとは人格だったり物語、そこに描かれた文章のひと筋、キャラクター、あるいは異世界転生や学園モノというジャンル自体を否定することばを羅列しているかもしれないね。
言うまでもなく最後の例は辛口評価ですが、これのどこが辛口なんだろう?
辛口評価の肝は『改善点の提示』です。何が評価基準に満ちてない。だからあーしたほうが良いこーしたほうが良い……もちろん、そのアドバイスが支離滅裂じゃアカンですわよ。
このキャラの魅力が足りない。だからもっとこうわーっと! ズゴーン的な感じで!! ――これ辛口評価じゃなくただの個人の感想だろっていう。
〇〇が課題だけど□□すればいいんじゃない? 的な内容であればほんとうにすばらしい辛口評価になります。ってか辛口評価をする人を辛口評価してみると、実は辛口評価になってない人がいたりするので確かめてみるといいですよ。
辛口評価はいくらでも自称できるからね。
:キミは辛口すき?:
わたしは好きじゃありません。どーせなら甘々なご意見ご感想のほうが絶頂しやすい人なんだけど、辛口評価は辛口評価でメッチャ貴重なアドバイス。故にありがたく頂戴しているところです。
的確な辛口評価ほど、書き手を成長させてくれるものはない。
で、ここで最後の関門というか大事なことというか最重要項目があります。それは『その意見を
いやだってそうでしょ? コメントのなかで辛口評価を受けたからって、じゃあそのとーりに書けばいいかなんてのは書き手自身が決めることなんだから。
キャラ描写に重点を起きすぎて背景やストーリーの描写がなってない。もっとこう、悲しい場面なら雨降らすとかさ? みたいな評価を受けたとき、
「ああ、たしかにそのとーりだな」
と修正するのも"良い"し、あるいは、
「いや、この大陸は実は乾燥地帯の設定があるから雨は降らせられないな」
に留めるのも"良い"し、なんだったら、
「雨は降らせられないけど、たとえばキャラごとの沈黙やセリフまわしで重い雰囲気を演出してみるか」
と考えるのも"良い"でしょう。
わたしは"良い"と書く。決して"正しい"とは書かない。
なんだったらそういう辛口評価に怒りを覚えてもいい。怒りは人間がもつありふれた感情で、世間的には"良くない"とされてるけど怒りをムリに抑え込もうとしたら、そのストレスはかならずどこかにあらわれてしまう。なので、
「こいつ、この地域は乾燥地帯って以前書いただろ! さては作品しっかり読んでないなふざけやがって!」
的な憤りはきちんと発散しておいたほうが"良い"。自分のきもちを正直に表現できる世の中になればいいなぁと、日光市の片隅で願っております。
いやそーでもねーか(GoogleMap確認)。あ、日光市について知りたいってときは遠慮なく(閑話休題
辛口評価にも作法があります。なんでもかんでも厳しく書きゃええって方、とりあえず自身の考えを改めることからはじめましょう。それでは辛口評価者として下の下の下どころか、ただの罵詈雑言誹謗中傷ひゅーまんになってしまいます。
まずは『自身の評価が、はたしてほんとうに"辛口"なのか?』を問いかけてみましょう。これがわたしなりの、辛口評論家を目指す方への辛口評価です。
ちなみに、辛口評価大歓迎してますのでぜひとも「こういうの書いて」的なコメントをいただければと思います。
キミの応援がチカラになる。どうぞ遠慮なく、あるいは辛口評価の練習台としてご活用いただければ幸い。
それでは、キミの読書ライフに幸あれ!