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24.手紙「ノスタルジーを感じる年月が経ちました(嘘)」

お元気ですか。こちらはまだ閉口中。

 そちらで、思う存分喋って来て、帰省の時にはお話しましょう(筆談で)。

最近、時間感覚が変わりまして、ゆっくり考え事をするようになりました。

 閉口のせいです。これのおかげ、とはしたくないのですけど……。


昨日はこんなこと考えました。

 もしも人間にテレパシー能力があったら……こういう想像は簡単なのですけど、

  声で思念伝達ができるのも、今思えばすごかったと思います。

合図の範疇を超えたことができる〝すぐれもの〟なのです。

 だからこそ、転用、悪用、利用の勝手がきくのです。(自分でも偉そうだと思う)

主義主張に声を使い、机上の空論に声を使い、 形のないものに形があるようにしました。とかです。

 あと、ドラマのシーンも「あ、思いが届いた」っていう演出が増えましたし。

それの方が、ドラマチックになるからでしょうね。他の人もいろいろと考えています。

 でも手をたたいて振り向かせるのは、どーも野暮ったいと思いませんか?

いまなんて口パクと同時の字幕の放送実験中ですよ。(テレビ業界あたりがです)

 聞こえてるって体裁の。

もう閉口前の再放送がいい、と近所の友人も言います。(モチロン筆談)


わたしは過去の自分を振り返って、考えています。

 物語の演出みたいな、思いの強さに気がついて振り向くなら、声は要りません。

ただ現実なので、当時は声が大きいから振り向いただけです。

 わたしは思いについては、あとで確かめてた、と気付きます。

態度の大きさに気圧されるなら、言葉はありませんが、態度だけでは、思いは誤解されてしまいます。


まんべんなくがいいのかな、と考えています。あの当時は、声だけじゃなかった。

 文章も、身振りも、なにもかも使えたはずでした。

後悔が、いまさら感じます。


長々と失礼しました。

 早く帰ってきてくださいね

そちらの出来事を、わたしが行って聞ければいいのですが……

 とにかくお持ちしてます。


  ※すべて原文のまま(誤字もそのまま)※

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