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⒏「ワタシの空論」自然人格との交信記録

自然から得られる無形のものに 感情がある。

好き、嫌いも その部類だ。


ワタシが好きな空は 好きな理由が解からない存在だ。


青空は無条件に 好きだ。

空は青空が りのままナノで。


ナノに雲たちが それをワタシから隠そうとしてくる。

空が雲たちを受け入れる しかも、自然のまま


れは、ソンな疑問を 当事者たちに尋ねた記録だ。


ワタシA〝空が移ろいやすいのは ナンの所為せいナンだ〟


風A〝それは雲が 空を隠すだけジャないからでしょ~〟


雲E〝ワシのおかげで 空は表情を豊かにするノジャよ〟


ワタシA〝アッソ〟


無責任に通り過ぎるしかのうのない 風Aはほうっておく。

ソンな無関心も 感情の部類だ。


ワタシは雲Eのかおに書いてある アンなドヤりこそが気に入らない。

ソンな苛立いらだち。


でも雲Eのドヤることも 空は許容しているンだと認めざるを得ない。

ソンなねたみ。


マズは、落ち着こうジャないか。

ハテ、雲たちはどうして 表情を変えるンだったか。


昼も夜も同じように 雲たちは在る。

雲たち自身では 濃淡しか変えられない。

ナンだ、雲たちは大したことないクセに いい気なモンだ。


風たち自身では 強弱しか変えられない。

その強弱は 雲Eのドヤりを掻き消すこともある。

あの風Aも、雲たちの濃淡によっては え無く進路を変えるだろう。


空とは ソンなカレらをはばまず、へだてず、らえず ナンというるがなさ。


ワタシA〝空 イッタイ、何者だ?〟


 空 〝 ……………… 〟


ワタシのコンな問いを 空がとらえるはずはないノだった。

今回の交信は それをって中断になった。


記録を終了する。


        次期交信候補 海・塩湖F  またはG

        次期交信日時 未定

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