罪悪感と背徳感の狭間で俺は揺れていた。裸で寝ているのは、幼稚な少女だった。確かに夜は女を感じたが今はまだ中学生の少女だ。俺はいつから変態になってしまったんだ。
「起きてたの?」
「一睡もしてない。」
不眠症気味なエースはいないだろう。
「わたし、初めて男に抱かれた。」
と樹里は、幼い顔で言う。
「どうだった?」
「濡れてたから全然痛くなかった。」
と樹里は自分自身でも意外とばかりに言う。
「おねいちゃんとも寝たの?」
俺は、首を横に振った。
「そうなんだ~。安い男じゃないんだね。」
「安いさ、中学生相手にセックスなんて。」
と俺は答えた。
「わたし、もう女だよ。」
「あぁ、立派な大人の少女だ。」
意地悪と樹里は呟いた。
「俺を誘惑するために来たんじゃないだろ?」
「あの、ガードが固いおねいちゃんが一人でしてたから、電話しながら。いやらしいけど綺麗だった。」
そうか、たまに聞こえた吐息はオナニーしてたのか。想像してたら俺のアソコは大きくなっていた。
「明日の朝まで抱かせろ!」
と俺は樹里を再び抱いた。
「お前はメスだ!オスの汚らわしい臭いに誘われた動物だ!」
と樹里を抱きながら俺は罵倒した。
言葉でも体でも犯すオスだ俺は。
妙子を抱いた時の事を思い出していた。