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第54話 学園祭

俺のクラスは、ロリ喫茶店をやる事になった。学園祭は、二週間後。白石百合がトークショーにゲストに来る。


「学園祭、楽しみだな〜洋?」


伸二が言ってきた。


「お前は、妙子のロリ姿見たいだけだろ?」


まぁ〜ね。とノロケている。


映画研究部は、投票で選ばれたラブストーリーを上演する事になった。


「学園祭なんてくだらないやん。」 


最近は、治は、機嫌が悪い。


「娯楽も大切だぞ〜。」


と俺は言った。


「医学部に入ろう。」


「何だそりゃ?」


ロードワーク中に麻衣子が学園祭で個人的にやる模様市を聞いた。


「カエルの解剖とかするのか?」


「古い!受験対策の赤本を作ったの。」


すげーな。麻衣子なら今、受験しても国立の医学部に合格しそうだ。


「白石百合来るんだってね?」


「そうなんだよ〜。」


洋が、アイドルにハマるとは思ってもいなかった。


「お前、啓太と付き合えよIQ200男だぞ!」


「わたしは、自分より同等な人間が好みなの!」  


ふ〜ん、そうなのか、でも、白石百合が来てくれるのは嬉しい。忙しいのにな。あれから毎日の様に百合とは電話で話しているが、お互い多忙な為に会えない。チケット取れるかな?今晩聞いてみよう。


夜の17時30分にいつも百合からは電話が来る。着信二回目で取る。


「お疲れ様〜。」


「お疲れ様!」


と30分だけ話す。


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