俺のクラスは、ロリ喫茶店をやる事になった。学園祭は、二週間後。白石百合がトークショーにゲストに来る。
「学園祭、楽しみだな〜洋?」
伸二が言ってきた。
「お前は、妙子のロリ姿見たいだけだろ?」
まぁ〜ね。とノロケている。
映画研究部は、投票で選ばれたラブストーリーを上演する事になった。
「学園祭なんてくだらないやん。」
最近は、治は、機嫌が悪い。
「娯楽も大切だぞ〜。」
と俺は言った。
「医学部に入ろう。」
「何だそりゃ?」
ロードワーク中に麻衣子が学園祭で個人的にやる模様市を聞いた。
「カエルの解剖とかするのか?」
「古い!受験対策の赤本を作ったの。」
すげーな。麻衣子なら今、受験しても国立の医学部に合格しそうだ。
「白石百合来るんだってね?」
「そうなんだよ〜。」
洋が、アイドルにハマるとは思ってもいなかった。
「お前、啓太と付き合えよIQ200男だぞ!」
「わたしは、自分より同等な人間が好みなの!」
ふ〜ん、そうなのか、でも、白石百合が来てくれるのは嬉しい。忙しいのにな。あれから毎日の様に百合とは電話で話しているが、お互い多忙な為に会えない。チケット取れるかな?今晩聞いてみよう。
夜の17時30分にいつも百合からは電話が来る。着信二回目で取る。
「お疲れ様〜。」
「お疲れ様!」
と30分だけ話す。