ホテルのブュッフェで食事をしてるとアイドル数人が合流して来た。
治は、大興奮だ。
明は、まぁ、楽しめと言い残して部屋に戻った。何だよ、女優さんじゃないのかと洋はガッカリした。
アイドル数人と部屋に場所を移動した。
「塩見洋君!石黒豊君!ごめん、あとは分からない。」
洋は、女優もしてる白石百合と話していた。百合は清楚で顔の小さな美少女だった。
「アイドル卒業したら女優さんに専念するの?」
と洋は百合に聞いた。
「うん。洋君は?」
「俺は、フリーターで草野球する。」
百合は、冗談だと思ったのか爆笑した。
「マジ?」
「うん。マジ。」
百合は、洋が気に入った。
「洋君、石黒豊倒してね!」
百合以外のアイドルは豊をちやほやしている。
「あぁ、ところで映画にはいつか出るの?」
「うん。」
洋は、映画大好き人間である。
「映画館に、観に行くね。」
「え?」
普通の男だったら連絡先とか聞いてくるのに。
ますます、百合は、洋が気に入った。
それからは、ドラマと映画の話しで二人は盛り上がって朝まで話して別れた。
オフだったので洋は寝た。
夢の中で百合が活躍している映画を見てる自分がいた。
麻衣子に、起こされたのは夕方だった。
「ロードワーク行くでしょう?」
「あぁ。」
と洋は、まだ寝ぼけている。