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第51話 日本代表

全国の高校生徒の中で日本代表が選ばれた。関東からは、石黒豊、塩見洋、光、治、伸二、啓太が選出された。


「チームワーク&エゴイストを兼ね備えた戦士達、世界一を目指せ!」 


とおえらいさんが、カメラに向かって高らかに叫んだ。


監督は、元プロ野球選手の高木明。


初戦は、オーストラリア戦。


先発で四番バッターは石黒豊。


「石黒の為にあるような大会だよ。怪我だには気をつけてね。」


とマネージャーの麻衣子は助言した。兄貴を石黒と呼び捨てにするとはね。


マネージャーも全国から選ばれた。


「サインは、俺が出す。」


と豊は伸二に言った。


豊は、完璧にオーストラリア打線を抑えた。そして自らホームラン。一安打完封勝利一ホームランで一人で野球をしてるように支配した。


二戦目。韓国戦。治が先発で捕手が啓太だった。


「何だ?あいつ全部、捕手のサイン通りにしか投げれねーのかよ。」


豊が、ベンチで笑いながら言った。


豊は、全く打つ気は無く光がホームランを打った。


七回で治は、洋と交代。


豊の見る目か変わった。


「フォーク、フォーク、スライダーか。」


と感心したように豊は粒いている。


三対四でギリギリで勝利した。


九回裏で豊がサヨナラホームランを打った。


明は、試合後、洋と豊をベタ褒めした。


治は、緊張と疲労で動けなかった。




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