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わたしのなまえ 〜まいねーむ〜
わたしのなまえ 〜まいねーむ〜
りん
文芸・その他雑文・エッセイ
2025年02月04日
公開日
2.9万字
完結済
事実に基づいた〜ではなく、名前以外は事実そのままの「名前に纏わる私の半生」です。
つまりノンフィクション・エッセイ。

断っておきますが、私はかなりいい歳にも拘らず非常に「攻撃的で現実主義で個人主義」です。
それなり以上に激しい(主張的に)内容かと思われます。


ですので、読んでくださる場合は相応の覚悟を持ってどうぞ。

【はじめに】

 これは名前以外はほぼ脚色なしの事実そのままの、つまりノンフィクションです。必然的に、家族(特に子どもたち)の話も多いです。


 自分の姓を守るため、別姓を貫き通すために戦った涙と努力の記録、ではありません。残念ながら。


 本来ならば、理解のない周囲と戦い、時には迷い、理解者に背中を押され、ようやく手にした権利を喜び……、なら格好いいし面白いんでしょう。


 しかし、私は本質的に他人(自分以外の他者)に興味も関心もありません。他人の目なんて心底どうでもいい。


 私が激し過ぎたからか、意志が強過ぎたからか。


 最初からファイティングポーズをとって三百六十度に睨みを利かせ、「さあ、いつでも掛かって来い! 誰から叩きのめしてやろうか!」というような人間には誰も無意味な喧嘩は売らないんですよ……。

 来たら再起不能になるくらいにしてやるのに誰も来ない。来なかったんです。


 ただし、現実には私の人生四方八方敵だらけです。全員とまでは言いませんが。


 ですからこれは、戦って勝ち取るまでもなく「そもそも誰も、『私の鋼鉄の意志の前に立ちはだかる敵』にすらならなかった」という、私の『なまえ』に纏わる半生の話です。




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