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第55話 飴


色々な味がる 彩りがある

人に愛される 色と味を持つ

人が必要とする味に 対応する

誰もが 何かを 望む

十人十色の 味を探し求める

飴は 愛されている

人は 口を 彩るために

今日も 飴を 舐める

飴は 口の中の世界を 変える

飴が持つ 色と味に 口を彩る

飴は 支配する 人間の口を

舐めているつもりの人間は

飴に舐めさせられているのかもしれない


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