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第4話 桜咲くのは冬

何故、記憶が消えたのか。わからないけど歴史の本になったのは確かだ。私以外も知ってて見てる。




ーーーーー

ここは警視庁。


『何故こんなことがおきてる!?記憶がどうして消える!?』


『わかりません。ですが…病院は満員で記憶がわからないと言ってる人が多いのが現状です。』


『至急応援を用意する。』




ーーーーー

蹲っている老婆。


『大丈夫ですか?頭痛いですか?』


うぁぁあぁぁあ。老婆の意識が遠のいてく。倒れて動かなくなってからじっと応援を呼んでいたら起き上がる老婆。


『?』


『え?わかりますか?自分のことやここは公園ですが…』


『公園?』


『公園です!わかりますか?』


『?』


可笑しいな?老婆はまるで何もわからないみたいにびっくりするばかり。警察官に話しておこうとスマホをとる葉月。




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