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第8話

 平日五日間しっかり勉学に励んで高校生としての本分を果たし切り迎えた休日、今日は土曜日です。

 私は友人の紅歌ちゃんと一緒に、同じく友人である咲良ちゃんの家を訪れていました。

 元々の予定は咲良ちゃんと一緒に暮らす保護者代わりの弥生さんという方がどういう人物なのか――咲良ちゃんをお任せして大丈夫な人なのか――を見極めるというつもりでした。

 ですが今日の訪問には新たにメインの予定が追加されています。

 それは、風邪を引いて寝込んでしまった咲良ちゃんのお見舞い。

 週の半ばでちょっと衝撃的な事件があって川へ飛び込むことになった彼女はそれをきっかけに風邪を引いてしまって、週の後半は学校をお休みしていました。

 訪問自体を見送ろうかと紅歌ちゃんとも相談していたのですが、昨日電話で話した分には咲良ちゃんも結構元気そうだったので、予定通り遊びに行かせてもらうことと相成りました。欠席中に配られたプリントを渡すという大義名分もあることですし。


「……ここか。結構綺麗なマンションじゃん」


 事前に教えてもらっていた住所に辿り着き、隣で紅歌ちゃんがそんなことを呟きます。

 私も彼女も咲良ちゃんのお家にお呼ばれするのは初めてで、少し緊張していました――いえ、紅歌ちゃんはそんなことで一々緊張する性格ではないので、鼓動がピッチを上げていたのは私だけだと思いますが。

 その証拠に紅歌ちゃんは初めてとは思えないほど堂々とした様子でエントランスに入って、躊躇無くインターホンで咲良ちゃんの部屋番号を呼び出していました。

『――はい、立花たちばなです』


 けれど返ってきたのは咲良ちゃんの声ではなく、聞き覚えのない若い男性の声。

 咲良ちゃんの苗字は鈴桐。立花ではありません。

 最初はもしかして紅歌ちゃんが部屋を間違えたのかこのおっちょこちょいめとも思いましたが、表示されている番号が正しいことを確認して、この立花さんが咲良ちゃんの言う弥生さんなのだろうと納得します。


「あ、えっと……。吉祥寺と申します。咲良のクラスメイトで……」


 紅歌ちゃんも相手が弥生さんだと気付いたようで、そのまま話を進めます。もっとも、呼び出しには咲良ちゃんが応答してくれると彼女も思っていたようで、予想外のことに流石の彼女も少し動揺しているようでした。まあ私だったら更にしどろもどろになっていたことだと思うので、助かりました。


『ああ、話は聞いています。どうぞ上がってきてください』


 そんな言葉の途中から開いたエントラスドアを通って、エレベーターで四階へ。


「……今の人が、弥生さんなのかな」

「……多分そうだろ」

「……なんか普通だったね」

「……そりゃあそうだろ」


 部屋が近づくにつれて緊張の度合いが増してきたので、それを紛らわす為にエレベーターの中でそんな意味の無い会話をしてしまいました。

 四階に着いて扉が開くと、エレベーターホールには一人の若い男性が立っていました。男の人は私達に気付くと身体ごとまっすぐ向き直って、深々としたお辞儀。


「はじめまして、立花弥生です。今日はわざわざありがとうございます」

「えっ? あっ、清瀬奈留ですっ! はじめまして!」

「……吉祥寺紅歌です」


 まさかホールで弥生さんに出迎えられるとは思っておらず、咄嗟に返した挨拶は少し声が上擦っていました。


「どうぞこちらへ。本当なら咲良がお出迎えするべきだったと思うんですが、僕ですみません」


 穏やかな印象の笑顔を浮かべた弥生さんに導かれついていきます。想像もしていなかった丁寧な態度に、私は部屋に着く前からすっかり恐縮してしまいました。

 弥生さん、全然変な人じゃなさそうです……。


「咲良はどうかしたんですか?」


 内廊下を歩きながらその背中へ質問する紅歌ちゃん。


「……お恥ずかしい話、まだ寝ていまして」


 弥生さんは肩越しに振り返ってそう答えました。


「普段ならとっくに起こしているところなんですが……。体調を崩したばかりなので、念の為寝かせておこうかと。お二人との約束のことは聞いていたのに、すみません」


「いっ、いえ! 私達こそ、押しかけてしまってすみません!」


 そんな謝り合いをしている間に部屋の前へと到着し、弥生さんがドアを開けて左手で中へ入るよう勧めてくれました。


「どうぞ、狭い家ですが。咲良もその内起きてくると思いますので」

「し、失礼します!」

「お邪魔します」


 通された部屋の中は綺麗に片付いていて、部屋の壁紙や設備自体も真新しさを感じる造りでした。というか、ここまでの道すがらで既に分かっていたことですが、かなりグレードの高いマンションに思えます。きっと単純な部屋の広さ以上の賃料がかかっているはずで、とてもお金に困っているようには見えません。

 到底高校生のバイト代で借りられるような部屋ではない……。弥生さんヒモ疑惑は、この時点であっさりと払拭されました。なんて失礼なことを考えていたんだと、自分を恥じ入るばかりです。


「飲み物の希望はありますか?」

「お、お構いなく!」

「……奈留、お前さっきからずっとどもってるぞ。ちょっと落ち着けよ」

「紅歌ちゃん!? 恥ずかしいこと言わないでっ!」


 広々としたダイニングには四人掛けの大きめなテーブルが置かれていて、私達はその椅子に案内されました。

 他にもゆったりと二人座れるくらいのソファや大きなテレビが置かれていますがそれでも手狭さを感じさせない、広くて素敵なお部屋です。


「――紅茶でよろしかったでしょうか」


 いつの間にか手早く準備されたティーセット。お洒落なシュガーボックスとクリーマーにクッキーとビスケットまで付いていて、至れり尽くせり。


「何から何まですみません……」


 思わずぺこぺこと頭を下げる私に、向かいへ腰を下ろした弥生さんがにっこりと笑って言いました。


「いえ、普段来客など無いもので、大したおもてなしもできず申し訳なく思っています」

「あ、ありがとうございます……。紅茶とても美味しいです……」


 実際には緊張で味なんて分からなくなってしまっているくらい、私の心臓は早鐘を打っていました。

 初めて訪れる友人の家――というだけならばここまで緊張はしなかったでしょう。

 この場に咲良ちゃんがいないというのも緊張の要因ですが、それ以上に、弥生さんの存在が私を動揺させていました。これは決して悪い意味ではありません。弥生さんがこちらへ向けて下さる丁寧な態度が、家族以外の歳上の男性と接した経験の無い私にとっては、とても刺激的なものでした。

 見たところ弥生さんは私の兄と同年代か少しお若いくらいだと思うのですが、物腰も印象もまるで違います。うちの無骨で汗臭い兄とは大違いです。なんだかとても大人です。

 はぁ、咲良ちゃんが羨ましい。私と代わってくれないかなぁ。


「はあ……。咲良ちゃんが羨ましい……。私と代わってくれないかなぁ……」

「おい、考えてること全部口に出てるぞ、恥ずかしい奴だな」

「はっ! えっ? うそっ!」

「ほんとだよ……。すみません弥生サン、あんまり丁寧な応対されるとこいつが勘違いして困るので、もう少し砕けた態度で接してもらいたいんですけど。私ら歳下の女子高生ですし」

「……その方が楽だということであれば――えっと、こんな感じで構わないかな?」


 先程までと比べて随分気安い口調に、爽やかな笑顔。

 これはこれで刺激が強いです。心臓がちっとも休まりません。


「あー……、はい。ありがとうございます、それで大丈夫です」


 弥生さんに接し方を変えてもらったところで私の様子は変わらないということは紅歌ちゃんにもバレてしまったようですが、これ以上何をどうしても無駄だと思ったのか、呆れたような顔をこちらに向けるだけでした。

 そんな私達に弥生さんは少し気恥ずかしそうに咳払いをしてからこう言いました。


「改めてだけど、二人とも今日はありがとう。わざわざ咲良のお見舞いに来てくれて」

「いえ、元々今日は遊びにお邪魔する予定だったんで。お見舞いというよりかは、ただ遊びに来たという感覚が強いですね――あ、そう言えばこれ、つまらないものですが」


 紅歌ちゃんが会話の流れで持参したお菓子を渡したので、私もそれに倣います。本当につまらないもので、泣けてきそうですが。


「ありがとう。後で咲良が起きてきたら三人で食べるといい」

「あー、まあ、咲良が寝てるんならそのままにしておいて、私らは退散しちゃってもいいんですけどね。学校休んでる間のプリントも渡せたし――奈留も、一番の目的はもう果たせたっぽいし」


 紅歌ちゃんがしれっと口にした話題。すっかり気を抜いていた私は反応が遅れてしまいました。


「一番の目的?」

「――ちょっと紅歌ちゃんっ!?」

「いや、元々は咲良から弥生サンの話を聞いたこいつが、弥生サンのことを咲良のヒモなんじゃないかって疑っちゃって、それを確かめる為に来たんですよ」

「ちょっと紅歌ちゃんッ!?」


 何故わざわざ今そのことをッ!?


「失礼じゃん! やめてよ! もう私紅歌ちゃんの友達辞めるッ!」

「おいおい大袈裟だな、今日まで散々失礼だったのはお前じゃんかよ」

「すみませんでしたっ! すみませんでしたっ! 咲良ちゃんがいつもお金に困っていたので、もしかしたらそうなんじゃないかって、勝手に想像力を働かせてしまいましたっ!」


 私は顔が真っ赤になるのを感じながら、ただひたすらに頭を下げます。気分は上司に平謝りするサラリーマンです。サラリーマンって大変ですね、今から将来が憂鬱です。


「あはは、大丈夫、気にしてないよ。それに咲良のことを心配してくれてありがとう。あの子の金遣いの荒さには僕も困っていてね、どうしたものかと悩んでいるんだよ」


 一切気を悪くした様子の見えない笑顔に、私はほっと胸を撫で下ろしました。

 そんな横で紅歌ちゃんが相槌を打ちます。


「この間も今月分のお小遣いがもらえなくなったって言って、どうやって生きていけばいいのか悩んでましたね」

「ああ、うん。結局それは撤回してお小遣いは渡したんだけどね。逆効果だと分かったから」

「はあ……」

「それより、学校での咲良の様子をもっと聞かせて欲しいな。あの子、都合の悪いことはよく隠すからさ。この前みたいな危ないことを頻繁にしていなければいいんだけど」


 物憂げな顔でそう話す弥生さん。「この前みたいな危ないこと」というのは言うまでもなく、咲良ちゃんが橋から川へ飛び降りることになったあの事件のことでしょう。あくまで「頻繁にしていなければいい」という物言いに、ある程度は仕方が無いと思っている弥生さんの諦めが垣間見えたような気がしました。


「うーん、そうですね……。人助け的なことは色々やっていると思いますけど、危ないことというと……。ああ、喧嘩の仲裁とかはよくしてますね。他にも、街中で引ったくり追いかけたりとか」

「あと、道へ飛び出して車から轢かれそうになってた子供を助けたりもしてたよな」

「ああ、あったあった! あれは危なかったね!」

「……聞いてないな」


 不意に弥生さんからぴりっとした雰囲気が漏れ出てきたような、そんな気配。

 思わず友人の悪行を密告しているような気分になってしまった私は、慌てて取り繕うようにして言います。


「で、でも、決まっていつも人の為になることをしてますよ! 咲良ちゃんはすごいです、まるで正義の味方です! 私には真似できません!」


 けれどそんな私のフォローは弥生さんに対してはあまり意味が無かったようでした。


「……僕はあの子が危ないことをしなければそれでいいんだけどね。別に正義の味方なんかにならなくたって」


 そう語る弥生さんの表情は憂いや諦め、憤りなど、様々な複雑な感情が混ざっているようでした。

 そして私はその顔を見て思いました。

 ああ、この人は本当に咲良ちゃんのことを大切に思っているんだな、と。


 それからしばらく学校での咲良ちゃんについて私達が語り、逆に家での彼女の振る舞いについて聞かせてもらうという形で穏やかな時間は過ぎていきました。

 私達と弥生さんの数少ない共通の話題として咲良ちゃんの話に会話が偏るのは当然の成り行きだと思うのですが、いざ話してみると中々どうして盛り上がりました。

 深堀りしがいのある女の子です。


「――けど、正直意外でした」


 咲良ちゃん宅にお邪魔してあっという間の一時間が過ぎようというところで、不意に紅歌ちゃんがそう言いました。


「正直私は弥生サンのこと、もう少し変な人なのかと思っていました。流石にヒモだとまでは思ってなかったですけど、私は」

「もう、紅歌ちゃん!」


 せっかく何事もなく流れた話題だったのに、掘り返さないで欲しいです。


「けど咲良は弥生サンのことドケチだとか腹立つ男だとかわざわざ会う価値無いとか散々なこと言ってたので、少しは変わってるのかなと思ってたんですけど。こうして丁寧に応対してくれるし、話してる感じも普通だし……。変な言い方ですけど、拍子抜けです」


 ここまで和やかな時間を過ごしてきたとはいえ少し不躾に過ぎる台詞なのではと心配でしたが、弥生さんは笑っていました。


「咲良、僕のことをそんな風に言っていたのか……。けれどまあ、それも全部事実だよ。変人だという印象も間違ってないと思う」

「そんな風には見えません! 弥生さんはとても素敵な方だと思います!」


 思わずそう口走った私に、弥生さんは困ったような笑顔を浮かべました。


「それは相手が咲良の友人だから、猫を被っているだけさ。僕は、僕と同じような人間がもう一人いたとしたらそいつとは絶対に咲良を引き合わせないくらいには、自分のことを良くない人間だと思っている」


 そう自嘲気味に笑って、続けます。


「世間一般の常識に照らし合わせても、あまり褒められた人間ではないと思うな。大学は行ってないし、守銭奴だし、仕事は変だし――」

「――そう言えば、弥生サンってどんな仕事してるんですか?」


 弥生さんの言葉の途中で、立ち入った質問を紅歌ちゃんが食い気味にぶつけます。

 けれど弥生さんは嫌な顔一つせず胸元から何かを取り出し、クレジットカード程の大きさをした紙片を私達へそれぞれ手渡してくれました。

 高校生である私は中々実物を見る機会がありませんでしたが、それが弥生さんの名刺であるということはすぐに分かりました。


「……何でも屋――地獄の沙汰?」

「うん、僕の屋号だよ。地獄の沙汰も金次第って言うでしょ? お金さえ払って貰えれば、僕はなんでもやる男なのさ」

「な、なるほど……」


 屋号と名前と連絡先だけが書かれたシンプルな名刺なのに、不思議と中々目が離せません。名刺と弥生さんの顔を何度か往復してしまいます。


「――やっぱり変な人だったんですね、弥生サン」

「ちょっと、失礼だよ!」

「ははは、こう見えて結構評判いいんだよ。君達も、何か困ったことがあれば連絡して欲しい。安くしておくからさ」


 インパクトの強い名前と意外な仕事内容に驚いてしまいましたが、評判がいいというのは嘘ではないと思います。ある程度の収入がないとこのマンションには住めないと思いますし――あれだけ金遣いの荒い咲良ちゃんを養育しているのですから。


 と、そんなことを思っていると。


 私達のいるダイニングから繋がる二つのお部屋のうち片方から、不意にどたん、ばたんという慌てた音が聞こえてきました。

 そして直後に、閉ざされていた扉が開きます――


「――起こしてって言ったじゃん!」


 現れたのはぼさぼさの髪にパジャマ姿、今起きたばかりというのがすぐに分かる咲良ちゃんでした。

 愕然とした表情で開口一番そう言った彼女に、弥生さんはゆったりとした調子で振り返って答えました。


「言われたね」

「どうして起こしてくれなかったの!?」

「寝ていたからね」

「理由になってない! 馬鹿!」


 顔を真っ赤にして激昂する彼女は、中々見られるものじゃありません。そもそも彼女が本気で人に怒っているところ自体、私はこれまで見た覚えがありません。いいもの見たなぁ……、と何故だかそんな感慨深い感想が湧いてきました。


「僕に怒るのはいいけどね。その前にまず、こんなに長時間待ってもらった二人に謝るべきなんじゃないかい?」

「弥生が起こしてくれないから待たせることになったんじゃん! 信じらんない! 二人ともごめん!」

「ううん、病み上がりだって知ってたし、私達は全然大丈夫だよ」

「ああ、何も問題無い。弥生サンと楽しくお喋りしてたからな」

「――楽しく? 何を話してたの?」

「そりゃあもう色々と。咲良、弥生サンって、お前が話してた通りの良い人だな」

「〜〜っ! 弥生、二人に変なことしてないよね?」

「失敬だな、おもてなしには微力を尽くしたつもりだよ」

「は、はい、至れり尽くせりでした!」

「弥生がやる気になるとなんかキモいからやめて!」


 キモいことなんて一つもありませんでしたが、身内が自分の知らないところで友人と接している居心地の悪さは私にも覚えがあります。きっと咲良ちゃんは私達に弥生さんの人となりを知られることが気恥ずかしいんだろうなぁと、微笑ましい気持ちになりました。


「咲良、まずは身だしなみをきちんと整えてきたらどうだい」

「あーもうっ! すぐ準備するから、弥生はもう自分の部屋戻ってて! ていうか、外に出て行って!」


 あまりにもあまりにもな扱いだと思いましたが、弥生さんは「やれやれ」と呟きながら、言われた通りに席を立ちました。

 文句も反論も無く彼女の言う通りにするようです。


「それじゃあ二人とも、僕はこれで失礼するよ。ゆっくりしていってね。それと、これからも咲良をどうぞよろしくお願いします」

「は、はい!」

「今日はありがとうございました」


 自分の分のティーカップをキッチンへ下げて、そのまま弥生さんは玄関から外へ出ていきました。

 胸の中に残る「あっという間だったなぁ」という感想。

 私は一抹の名残り惜しさを感じながら、隣の紅歌ちゃんへ話しかけました。


「……なんだか、本当の兄妹みたいだったね」

「ちょっと妹がわがままちゃんすぎるけどな」

「確かにね」

「あれはお兄さんも苦労してるだろうなぁ」

「あはは」


 惻隠の情とでも言うのでしょうか。弥生さんが咲良ちゃんへ向ける眼差しや言葉はとても穏やかで、見ているこちらが安心するような温かさでした。

 何はともあれ、咲良ちゃんが大変な家庭環境にあるのではないかという私の心配は色々と取り越し苦労だったようで、良かったです。

 あらぬ疑いをかけてしまった弥生さんにはきちんとお詫びする機会があると良いのですが……。

 咲良ちゃんのあの様子だと、それは難しそうだなぁと感じました。

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