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「逃げ道の向こう」
退職代行、現代の風景
誰かの声が、電話越しに響く
「辞めたい」の響き、
その背中を押してくれるのは、他人の言葉
スマホに託す決断、
勇気を奪われた日々を背負って
面と向かって言えぬ言葉を
代行が受け継ぎ、告げる
でも、手放したものは
本当に自由だったのだろうか?
逃げ道を選んだ先に
残されたのは、何もない空白だけ?
退職代行、
それは現代の新たな隠れ蓑か
それとも、我々の誠実さを
試すための、無言の問いかけか
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