日本の伝承話として伝わるもの あるいは御伽話
人魚の肉を食べて不老となった比丘尼 月から来たかぐや姫
天女が羽衣を隠されてひと時 男の嫁となり取り返して戻った話
それから・・うつろ船
うつろ船 江戸時代に楕円形の継ぎ目のないもの 空を飛びまわったという不思議な船
古い家系である僕の家‥僕の家に伝わるもの
うつろ船が墜ちて、僕の祖先の娘が介抱して 子供をやがて身ごもり 産まれた子供
うつろ船の者は数々の宝を残して去っていったという 豊かに富む事なった僕らの先祖
今もなお恩恵は続いている
これは秘密の伝承 僕らの家だけの伝承
姉が言う 「ねえ、忘れずに抜かないとね」「姉ちゃんもね」
腕に生えて来る 不思議な毛に鱗のようなもの
過去からの異形の者から贈られた遺伝子の欠片
時折、うつろ船の幻を戦時中は祖父たちが見かけて
助けられた事もあったようだが‥?はて