年末ジャンボ宝くじを買った。
人生初の宝くじ購入だ。バラのセット10枚入りだ。3000円だ。ひゃはー!あのカラッと淡い色した秋空までテンションは上がり突き抜けてゆけそうだ。
宝くじには例の黄色いクジラがしっかり描かれている…名前なんだっけと一瞬だけ脳みそをクニュっと動かしたが、宝くじとクジラをかけてどうせく〜ちゃんとかでしょと適当に決めつけて考えるのをやめた。
というか…。
一等当たったらどうしよう…!
バラのセット10枚入りの年末ジャンボを握るわたしのメンタルは、ヒヤヒヤとワクワクがルームシェアして肩を組み酒を飲み交わしている。
同居人に聞いてみた。
「一等当たったらどうする?」
同居人は目線を空中に置いてから目を伏せて、ゆっくりとまぶたを持ち上げフッと笑うように鼻を鳴らして「和歌山の白浜に別荘買う」と述べた。
「それいいねえ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!?」
わたしは目をキラキラ煌めかせた。
真っ白くてキメ細かく…宝石を贅沢に粉砕して撒いたみたいな砂浜に、鮮やかなブルーの海を高台の大豪邸のバカでかい窓のある一室から見下ろし、生ハムメロンをつまむわたしと同居人がイメージ出来た。
「それと車を買い換えるかな、黒のバンのハイエース」
「いや白のアルファードでしょ」
バチバチバチッ!と視線をカチ合わせ、黒のバンのハイエースvs白のアルファード…仁義なきディベート対決が今、始まろうとしている。
あっでも待って…。
「まー2台買っても良っか、7億あるし!」
\ドッ!/
同居人と顔を見合わせゲラゲラ笑う。
楽しすぎるだろ。
宝くじは夢を買うとは言うが、夢(使い道)を考えるの楽しすぎるだろ…!
遠足前が1番ワクワクする理論が適応されるのだ。
ということで、元気出したい時はちょこっとでも宝くじ買うのおすすめです。
それに高額当選したら生涯元気になれそうですから。
年末ジャンボ宝くじ当たる確率を手に入れてしまったわたしは、
「いうてこんなお手軽に一等当たったら人格変わりそうでこわいな〜」と言いながら、ワンチャン孫の代まで遺産残せるのでは…!?とわくわく胸をときめかせています。