「すごいね今日、俺と会えなくて寂しかった?」
「あんあっ……」
「たった数時間会えなかっただけなのに、本当に唯斗は俺のこれが好きだね」
奥を抉られ、身震いし、いつも感じているのに今日の直哉は少し怒っているのか
奥攻めが激しく続く。
「奥……もうやだ……」
「ダーメ、唯斗の射精とまらないのに、奥やだとか言ったらだめだよ」
「ちがっ、ひゃっ」
四つん這いに態勢を変え、激しく抜き差しを繰り返す。
「唯斗ん中すごい吸い付いてくる、あー俺もう出そう」
ドックン
直哉は前立腺の近くで中出しをした。
「はぁはぁ」
枕に顔を伏せ、呼吸が荒れる。
でもまだ。
ぐりぐりと搔きまわすように腰をまわす。
「次は結腸攻めしよっか」
やっぱり今日なんか怒ってる?
「や……ダメ、明日腰立たなくなる」
「大丈夫、明日休みだから」
金曜日夜は散々抱かれることも多々あるが今日の直哉は一味違った。
俺たちの中で結腸セックスは記念日かイベントで行う行事になっているからだ。
直哉はなにか俺に隠し事があるのか??
考えているうちに仰向けにされ、ゆっくりと体の中に入ってくる。
「あっ/// うっんっ」
普通のセックスと違ってゆっくりと奥に入ってくるので頭がおかしくなりそうだ。
「息して」
「してる……はっ苦しい」
「もう少しで唯斗の大事な部分に到着するから」
両腕を拘束された形でこれでもかってくらい尻と尻がくっついてる。
「んあぁっあっ、お……奥そんなつつかないで」
「つつかないと入れないよ、ね! すごい唯斗、お腹さすったら俺のここにいるよ」
とお腹を撫でる。
でも今の俺はそんなのどうでもよくて、早く奥の奥に欲しい。
「はぁはぁ、直哉好き」
泣きながら懇願すると直哉は体を密着させ。
「やっ入る入る!!!! うっ」
体の中で逆流しているのではないかという感覚に襲われ、直哉を受け入れた。
「メスイキさすがっ」
射精が止まらない。
意識が朦朧とする。
腰振りが再開すると先に出していた精液が逆流したりするのが分かる。
直哉の大きくて固くて、ああ奥に欲しい。
「あああああぅ、んぐっダメ……気持ちいい」
びゅーーっと奥に中出しされるのが体全体に伝わった。
「はぁはぁっんんっ」
中出しと共に口内を犯すキスは優しく、でも呼吸ができないので苦しい。
直哉の胸を叩き解放されると、あの時の自分を殴りたかった。
横で寝ている直哉にいたずら程度で始めたら、お仕置きが大変なことになりました。
と……。
「今日、大宮司と一緒にいただろ?」
「あ……うん」
意識が朦朧として話がぼそぼそと聞こえる。
「次、二人で会ったら許さないから」
と言われた気がした。
蒼維にも協力してもらわないと俺の身が持たない……。
気を失うように眠りについた。