弱気
驚きが
大きすぎたか
熱出して
強気と弱気
波立つ心
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「お……、おう!」と言った後、しばらく静かになった友人。
「すみません、座っていいですか。」と言うと、ふらついた。
近くに居て支えてやると、身体が熱い。
「熱が出ています、救護室に行きましょう。」何処かに飛んでいきそうに軽い身体を支えて歩く。
「鍵はかかっていないので、入って使ってください。」背中で声を受け取り手で合図を送って友人を支えながら注意深く進む。
誰もいない救護室の扉を開けて入り、寝台にそうっと寝かせるのでした。