奉納の

舞の稽古で

賑やかに

遠くに聞こゆ

音の彩り

=== ----- ===

奉納の舞を教える役を務めるため朝餉あさげを終えると嫁が支度をして出かけて行った。

仕事をしていると遠くから舞の音が心地よく彩られて聞こえてくる。

みんなの覚えがよければ一日で終わるらしいが、今年は三人に教えるらしい。

もう一人は去年も入ってくれた隣村に住んでいる娘。

午後も晴れていれば合わせ稽古に参加するそうで、今日は一日音の彩が続くのでした。