絵筆
潺を
聴いて心が
静まりて
絵筆が躍る
巻物の上
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岩に腰かけて潺を聴いて少しの間目を閉じる。
心が静まるまで数呼吸。
それからゆっくりと目を開き、お山の気持ちを感じながら絵筆を走らせ心での対話が深まる時間を過ごす。
ちょっと一人になりたい気持ちが湧いてくる時には巻物を片手に丁度いい場所を探して座る。
無言で出かけたとしても、巻物が無いことが合図になるから大丈夫。
描く場所は潺が聞こえる場所が好ましい。
あまり長居はできないが、水の音があると集中力が増して心地よく心での対話をしていく時間が執れるのでした。