パチパチと
爆ぜる豆の
楽しくて
炒り豆づくり
音を楽しむ
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男が数人集まってお山の広場で村人のために豆を炒る。
薪が燃える音と、豆が爆ぜる音、香ばしい香りを楽しむ。
豆を炒る作業で手の空いた者が中央に集まる。
そして始まるのは相撲大会!
「のこった!のこった!」と、力比べを楽しむ。
子供らも大人の相撲を見て覚えて相撲を取りはじめる。
大人は見守り、かけ声でさり気なく指導する。
豆炒りが終わると顔を出さなかった家に守人が炒り豆を届けに行き、その日は泊まるのでした。
多少の怪我もするが丁寧に手当てをしてもらい、お風呂をもらって軽く食べてから帰宅する。
それぞれに家に帰るとハラから声を出して豆まきをして静寂が訪れると、たちまち暖かい布団で眠るのでした。